2015年12月31日

珍解説/「ヘンリーの法則」と海洋によるCO2排出・吸収

【珍解説者・記事】 ・そういえば
 ・懐疑論者名鑑みたいな
○後藤忠徳/MANTA、@manta33blog
 ・気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない
「追記2(7/21):
 気温上昇に伴ってCO2濃度が上昇する現象は「ヘンリーの法則」で説明される。
 (ー定の温度で一定量の液体に溶解する気体の量はその気体の圧力(分圧)に比例する)
 温度が上がると、液体に溶解する気体の量は減るので、気温上昇→CO2濃度上昇なわけだ。ただしこの記事で述べたように、ヘンリーの法則だけでは、CO2の長期間の単調増加は説明できず、人為的な影響(化石燃料消費)が主要因と考えられている。 」
○菊池誠/kikulog
 ・「地球温暖化懐疑論批判」(2)#コメント
 ・主観(妄想)を正しいと信じる「海洋起源CO2増加説」
   ※ただし、ヘンリーの法則への直接言及はなし。
○hechiko
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(4)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(3)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(1)

【ポイント】
○観測事実を総合的に踏まえれば、ヘンリーの法則に基づく大気中CO2濃度上昇「も」説明できる
 ヘンリーの法則に関係する「観測事実」は下記の通りで、いずれも「上昇」となっている。
  ・大気中CO2濃度:上昇
  ・海水温度:上昇
  ・海水中CO2濃度:上昇
 つまり、ヘンリーの法則に基づく
  海水中CO2濃度
   = 比例定数(海水温上昇につれて小さくなる) × 大気中CO2濃度
という関係性から、
  海水温「上昇」と海水中CO2濃度「上昇」を要因として大気中CO2濃度が「上昇」
と説明できもすることになる。

○海洋からのCO2排出量「も」、産業革命前に対して「増加」している
 海洋からのCO2排出量は下図に示されるとおり、産業革命前に比べて200億トン/年多いとされ、その規模は化石燃料消費による64億トン/年の3倍強となっている。
  ・気象庁|海洋の温室効果ガスの知識 海洋の炭素循環
(新リンク)気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)
carbon_cycle.png
炭素循環の模式図(1990年代)
IPCC(2007)をもとに作成。各数値は炭素重量に換算したもので、貯蔵量(箱の中の数値、単位:億トン)あるいは交換量(矢印に添えられた数値、単位:億トン/年)を表している。黒の数値は、産業革命前の自然の循環の状態を表しており、収支はゼロである。赤の数値は、化石燃料の燃焼などの人間活動の影響によって、自然の状態から変化した量を表しており、交換量は1990〜1999年の平均値、貯蔵量は1750年から2004年末までの期間についての積算値である。なお、「植生、土壌および有機堆積物」の蓄積量の変化は、陸上生物圏の吸収による増加(+1010億トン)と土地利用の変化による減少(−1400億トン)に分けて示している。

(参考)海外でも類似の主張あり
新規論文がDeep-Sea Research に公表された。Alarmistは海は大気中のCO2を減少させると言うが、この論文によると海がCO2の源になっている。1996-2009年にかけて、南米ベネズエラのCariaco 湾が研究対象となった。・・・
Murry SalbyはオーストラリアMacquarie University、気象学の教授である。 2013年4月18日にドイツHamburgで「温暖化ガスと温度の関係」について講演した。 彼の講演内容について賞賛が上がっているので、昨日アップされたYouTubeの映像と講演の一部要点を紹介したい。・・・

posted by ichijin at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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