2015年12月29日

対論録/後藤忠徳、PDOが温暖化傾向に及ぼす影響

【対論場所】 1940〜70年頃のプチ寒冷化の原因は?/後藤忠徳
【対論者】 後藤忠徳/MANTATSUNE、conAGW

【現況】
 後藤忠徳氏は、大きく第1点目として、TSUNE氏・江守氏が今後の気温見通しを言う際に使った「温暖化」という表現の意味を勘違いしたことは、どうやらようやっと認めている模様。
 一方、第2点目である「PDOが今後の温暖化傾向に与える影響」については、何を誤解しているのか、そんな影響はなく「考える必要はありません」などと闇雲に言い張っている。

【関係する珍解説例】
○坂本圭/mokkei1978、リビングルームで旅に出る
 ・太平洋十年規模振動(PDO) 2009-10-16
 ・自然振動があっても温暖化は進む 2008-07-06
○mushi、さまようブログ
 ・温暖化の原因を海水温に求める 2010-07-17
 ・温暖化はとまった?のか?(説明編) 2009/2/1
 ・温暖化はとまった?のか?(問題提起編?) 2009/1/27
○onkimo、「温暖化の気持ち」を書く気持ち
 ・finalvent さんによると、 2009-10-12
 ・久しぶりにとあるグラフを拝見したので、 2010-07-16
 ・やっぱり私ごときではとても 2010-07-20

(参考)
 ・Climategate、IPCC-Gate後の世界 2010-07-08 /nytolaの日記

【経過】
TSUNE
IPCC評価報告書に採用されたシミュレーションでは、1950年以降に火山による負の強制力を見込んで計算してますね。それにしても、大気中CO2濃度が有意に上昇したのは1950年以降ですから、1910年以降の気温上昇は、人間起源のCO2が原因とする温暖化という理屈では説明できないです。
世界の平均気温は1975年以降に上昇したのですが、ご存知のように1975年と1988年にはレジームシフト(あるいは気候ジャンプ)と呼ばれる数十年規模の気候変動が起こったことが知られていますね。このとき、海流や大気循環に大きな変化が起こったと考えられています。
今世紀に入ってからは、世界の平均気温は横ばいに推移していますが、2006年に太平洋10年規模振動(PDO)が、正フェイズから負フェイズの変わりました。今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 
by TSUNE (2012-05-07 12:23) 

MANTA
TSUNEさん、調査船に乗っていたりしましたので、お返事が遅くなりました。
>それにしても、大気中CO2濃度が有意に上昇したのは1950年以降ですから
いいえ、違います。上昇が始まったのは1900年より少し前からです。 
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: 「有意に」を読み落とす。TSUNE氏の言っていることの文脈を読み取れれば、この「有意に」(上昇したのは1950年以降)とは、「人間起源のCO2が原因とする温暖化」と言えるだけのCO2濃度の高さのことと理解できる(IPCCも「20世紀半ば以降」と断るのと同様ということ)。
●気象庁大気・海洋環境観測報告第7号(2005年観測成果)
 ※図2.1.2
●東北大学大気海洋変動観測研究センター
 ※過去250年間の大気中二酸化炭素濃度の増加の様子
1900年には、過去数十万年間の記録を上回る約290ppmに達していて、それ以降上昇を続けています。
またPDOとの関係を指摘する人がしばしば勘違いしていますが、例えば下記の変動については、地球温暖化のように温度が単調に増加する成分は予め「取り除いかれた」上で議論がなされています。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動(気象庁)
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: こちらで除かれるのは温暖化の「影響」のほうとしての「実際の全球平均海面水温偏差」。しかもこの偏差は、単調に増加する成分「ではない」
winpdo.gif
PDO指数の時系列(1901年〜2014年): 棒グラフはPDO指数の冬季平均値を表しています。実線は5年移動平均値です。
下記もご覧ください。
●温暖化はとまった?のか?(ブログ「環境問題補完計画」さん)
 http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: 一方こちらの記事では、「気温」の直線上昇分(具体的には観測上の0.6℃/100年の上昇傾向)を確かに除いており、こちらだけなら単調に増加する成分「ではある」。ただし、同じく記事中にある「PDOとは、長期の全球規模の温暖化傾向ははじめから差し引いて」というのは、後藤氏と同様に勘違いした解釈。
img_1.png
※温暖化の傾向=観測上の0.6℃/100年の上昇傾向
by MANTA (2012-05-25 08:00) 

TSUNE
MANTAさん、PDO指数について勘違いなどしていませんよ。正しく理解した上で書いてます。 
by TSUNE (2013-01-30 20:19) 

MANTA
>PDO指数について勘違いなどしていませんよ。正しく理解した上で書いてます。 
なるほど、TSUNEさん、それでしたら下記の「一致した見方」のソースを示して頂けますと助かります。
(by TSUNE 2012-05-07 12:23)
>今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 
ちなみに(科学的事実とは関係なく)上記の文章は日本語がおかしいです。
お気づきでしたでしょうか? 
by MANTA (2013-01-31 17:11) 

MANTA
追記:そして、結局ソースは示されない、と。 
by MANTA (2014-03-06 08:46) 

conAGW
今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 」については相手に聞き返すまでもなく、そちらの手元にも既に情報があるのでは?
そちらが「南極も温暖化とのニュース」と題した記事の末尾の「※追記(2/4)」で挙げてもいる2009年2月の日経記事で既に、例の江守正多氏も、気温停滞の理由に海洋振動を挙げた上で、気温の再上昇は10〜20年後との見方を示している。
by conAGW (2014-03-07 19:12) 

MANTA
conAGWさん、ご紹介ありがとうございます。
江守さんのご意見は、ご自身が下記で分かりやすく解説されてますね。
●第3回 「地球は当面寒冷化」ってホント? (2009年4月23日)
image002.jpg
黒線 観測された気温の推移   赤線 IPCCで予測された気温の推移

image004.jpg
黒線 観測された気温の推移
赤線 IPCCで予測された気温の推移(多数のシミュレーションの平均
緑線 各シミュレーションで予測された気温の推移

>相手に聞き返すまでもなく、そちらの手元にも既に情報があるのでは?
そこはご質問者の方のご意見を尊重しないと、ね。
その上でPDOと温暖化は別物であることも理解頂くことが重要でしょう。 
by MANTA (2014-03-08 10:44) 

( MANTA
conAGWさん、当方の温暖化記事を隅々までお読みいただいているのはありがたいことです。ところで例の気象庁のCO2循環の図は理解されたということでよろしいでしょうか?
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13 (コメント欄)
温暖化連載に限って、あちこちの記事にコメントを書き散らしり、Twitterなどで根も葉もないことを書くコメンテーターが多いのはなぜでしょうね? 
by MANTA (2014-03-08 10:48) 

conAGW
下記については、「私の方では「人為的に排出されたCO2が、大気のCO2増加の証拠である」というグラフを準備中ですので、そちらをお待ちいただいたほうがよろしい」とのようでもあるゆえ、炭素循環についてのそちらの理解が示されてからと考えているが。
>conAGWさん、当方の温暖化記事を隅々までお読みいただいているのはありがたいことです。ところで例の気象庁のCO2循環の図は理解されたということでよろしいでしょうか?
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13 (コメント欄)
by conAGW (2014-03-08 12:57)  

conAGW
「PDOと温暖化は別物であることも理解頂く」というのも的を外しているのだが。両人とも、PDOによる気温停滞が続いているという見方を踏まえて、
TSUNE氏:「今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろう・・・」
江守氏:「・・・10〜20年後には急速な温暖化が訪れるだろう。」
と言っているのであり、「温暖化」もあくまでその文脈で使った表現。
これで彼らを「勘違い」とするのは無理がある。 
by conAGW (2014-03-08 17:44) 

MANTA
conAGWさんもPDOと温暖化の違いを理解できないようですね。
”愚かな勘違い”を早めに治すことをお薦めします。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
なんど同じ記事を紹介すればよいのだろうか… 
by MANTA (2014-03-08 19:10) 

conAGW
そちらが「PDOと温暖化の違い」と言った場合の「温暖化」とは、「地球温暖化のように温度が単調に増加する成分は予め「取り除いかれた」上で」という文脈での「温暖化」のことなのだろう。
それに対し、PDOによる気温停滞を踏まえた今後の気温推移の見通しを言った際にTSUNE氏、江守氏が使った「温暖化」との表現はいずれも、今後想定されるPDOの反転に伴う「観測上の気温上昇」そのものを指しているということ。
そちらの言う「温度が単調に増加する成分」という意味での「温暖化」とPDOとの関わりはあくまでその上でのものであり、この点についても言うなら、PDOの気温への効き方に照らして気候モデルによる温暖化予測は過大に高く計算されているという話になってくる。 
by conAGW (2014-03-08 22:45) 

MANTA
貴殿のコメントは言葉数は多いですが、論旨が不明瞭ですね。
しかたがないので、私の方で重要事項(と思われること)をまとめます。
>今後想定されるPDOの反転に伴う「観測上の気温上昇」そのものを指しているということ。
重要な事は「地球温暖化とはPDOに伴う自然変化にすぎないのか、それ以外の要素による気温上昇か?」ということです。TSUNE氏の論旨ははっきりとしませんが前者のようです。一方、江守氏はこういっています。
・PDOは自然現象かつ不規則な変動
・PDOを普通の温暖化シミュレーションでは予測できない。
・予測結果をたくさん平均すると、変動が打ち消し合って直線的になる
PDOを打ち消しあった結果でも温暖化傾向が見られると述べておられる点から江守氏は温暖化の要因はPDO以外の要素であると考えておられるようです。
私もPDOは「Oscillation」であって、「Linear Trend」の要因は別にあると思っています。
ただ(PDOの原因が何かを考える必要はありますが)本記事で取り上げた1940〜70年のプチ寒冷化や、2000年以降の温暖化傾向の停滞はPDOと関係があるかもしれませんね。
なお本連載での温暖化の定義は既出です。
by MANTA (2014-03-09 13:00) 

conAGW
江守氏も(気温停滞がまだしばらく続いた後の)「急速な温暖化」という言い方をしているのだから、この限りにおいての「温暖化」が指す意味はTSUNE氏と同じであり、「予測結果をたくさん平均すると、変動が打ち消し合って直線的になる」という「温暖化傾向」ではないということ。
・TSUNE氏、江守氏が今後の気温推移の見通しを言った際の「温暖化」
=観測上の気温上昇
・そちらの言う「温暖化」・「温暖化傾向」
=温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの
そもそもこうした違いがあるにもかかわらず、相手の文脈を汲み取らずに「勘違い」呼ばわりするのはどうか。
次に、そちらの言う「温暖化傾向」とPDOとの関係についてだが、「地球温暖化とはPDOに伴う自然変化にすぎないのか、それ以外の要素による気温上昇か?」を「重要な事」と見てしまっていること自体、焦点が合っていない。
PDOが温暖化傾向に絡んでくるのは、前コメントでも言ったように、気温停滞が長らく続いているのに伴って気候モデルの温暖化傾向計算がますます高く外れたものになってきているという話においてである。
これは日経の記事でも、そちらの示す江守氏の解説記事でも同様で、PDOも織り込まれ済みで高低幅を持って計算されるとしている気候モデルの「温暖化予測が外れているか否か」を論点にしているのであって、「温暖化の要因はPDO以外の要素である」かどうかを論じているのではない。
さらに、「1940〜70年のプチ寒冷化や、2000年以降の温暖化傾向の停滞」も、PDOと関係がある「かもしれません」どころか、TSUNE氏も勘違いなどせず妥当な指摘をしたように、「関係あり」とするのが有力な見方になっている。
既に2010年の時点で、江守氏含む国立環境研究所の研究グループがPDOの再現実験に成功と発表した中でも、「PDOの影響によって」2013年ごろまで気温が上がらない傾向が続くとの予想を示してさえいた。
そして実際、今現在も気温停滞状況が続いているのだから、この限りにおいてその予想が当たりもしたことになる。
以上のようなことは、TSUNE氏の最初のコメントでもむしろ大筋踏まえられていると言ってよい。
そこから「重要な事」として読み取るべき「論旨」は、大略として「PDOも気温の変動傾向に影響を与えていて、しかも小さくない」ということだろう。 
by conAGW (2014-03-09 20:09) 

MANTA
conAGWさん、まずお詫びが。この連載で扱う「地球温暖化」の定義を上記で示したつもりでしたが、リンク先が誤っていました。 m(_ _)m
正しくはこちら。すなわち「地球スケールでの長期的な気温の上昇」です。
江守氏も同じ意見です。
●異常気象と地球温暖化の関係について(地球環境研究センター)
 (以下引用) ”地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中 に増加することで、赤外線が地球から宇宙に逃げにくくなり、地表付近の 気温が上昇する現象です”
温室効果ガスの蓄積が長期に渡っていることは明らかですから、江守氏のいう気温上昇も長期に渡る上昇傾向を指しています。なのに、「TSUNE氏と同じ意見」だなんて、江守さんが聞いたらビックリだ(笑)
>予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になる
これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です。相手の文脈を汲み取らずご自身に都合よく改変・解釈するのはよくないですね。
>そこから「重要な事」として読み取るべき「論旨」は、大略として「PDOも気温の変動傾向に影響を与えていて、しかも小さくない」ということだろう。
小さくないという点には同意しますが、PDOでは温暖化は作れません。 
by MANTA (2014-03-10 08:02) 

conAGW
同じ江守氏で違いを見るなら、
(1)江守氏とそちらが同じ意見という場合の「温暖化」・「温暖化傾向」
=温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの、長期に渡る上昇傾向
(2)江守氏が今後の気温推移の見通しを言った際の(急速な)「温暖化」
=(1)+PDO指数反転による気温上昇=観測上の気温上昇
のようになる。
これらのうち、TSUNE氏が「今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが・・・」と言った際の「温暖化」の指す意味は(2)と同じ、ということ。
PDOが気温変動に与える影響度については、ようやく「小さくないという点には同意します」となったのなら半歩前進
その上で、小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、TSUNE氏の意見に対して「PDOでは温暖化は作れません」をぶつけるのは的が外れているということに気づければなお良いだろう。 
by conAGW (2014-03-10 11:16) 

MANTA
>PDOが気温変動に与える影響度については、ようやく「小さくないという点には同意します」となったのなら半歩前進。
conAGWさん、実は最初から同意しているのですよ。これまでネタバレになるので書きませんでしたが、本記事中の「他にもプチ寒冷化の容疑者がまだいそうです」とあるのは、PDOのことです (^^)
>小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、
PDOの定義を見れば一目瞭然。考える必要はありませんもう3度めかしら?
下記を穴が空くほどよくお読み下さい。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
by MANTA (2014-03-10 12:05) 

conAGW
蛇足ながら、
「・・・、この限りにおいての「温暖化」が指す意味は・・・
・そちらの言う「温暖化」・「温暖化傾向」
 =温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの」
に対して
「>予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になる
これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です。相手の文脈を汲み取らずご自身に都合よく改変・解釈するのはよくないですね。」
とぶつけるのも、文意の誤読の類。
「そちらの言う」がかかっているのは「「温暖化」・「温暖化傾向」」に対してであって、「=」の後ろは「その意味するところ」を挙げたもの。 
by conAGW (2014-03-10 12:29) 

MANTA
音読でもされたほうが良いかもしれませんね。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
pdo/pdo.html
 (以下引用)
 ”PDO指数は(中略)地球温暖化の影響を取り去るため、EOF計算を行う前にそれぞれの地点の月平均海面水温偏差から全球平均海面水温偏差を除いています)”
温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?
定義くらいはお読みになったほうが良いかと思われます。
また下記はほとんど意味不明です。
>「そちらの言う」がかかっているのは「「温暖化」・「温暖化傾向」」に対してであって、「=」の後ろは「その意味するところ」を挙げたもの。 
といっている「その意味するところ」は江守氏の言葉であって、私は江守氏と同じ意見。つまりTSUNEさんと江守氏は異なる意見。
しかるに上記の記述を曲解と言わずなんというのでしょうね。
どうもconAGWさんは日本語が不自由なのかもしれませんね。
これ以上の議論は不毛な気がしてきました。
適当なところでコメントを打ち切ろうと思います。 
by MANTA (2014-03-10 12:59) 

conAGW
そちらがPDOの影響度について「実は最初から同意しているのですよ」であっても、それならそれでもちろん構わない。
その上でそちらの現状認識がまだ、
「>小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、
 PDOの定義を見れば一目瞭然。考える必要はありません。」
ということならば、「半歩前進」との見方もまだそのままということになるだろう。
あるいはこちらの部分も「実は・・・」であるなら、なお結構ではあるが。
そちらの理解がなぜ半歩と思われるのか、「温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?」に応じてごく簡単に言えば、気温停滞傾向が長期化している事実を受けて、取り去る「温暖化の影響」そのものが過大である可能性も問題として既に上がってきているからである。
この点はIPCCもようやく第5次報告書で議論しているほか、気候モデルの予測がそもそも過大に高くなるという言わば「計算癖」を矯正することや、モデル計算に観測データを反映させていく形で補正する、という話も出てきている。 
by conAGW (2014-03-10 14:03) 

conAGW
蛇足のほうは、「これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です」という誰の言葉かについての誤読の話だったが、それへの返答をさらに誤読したのか、また元に戻って、TSUNE氏と江守氏が今後の気温見通しを言った際に使った「温暖化」の指す意味についての誤読が蒸し返されてしまっているようだが。
TSUNE氏も江守氏も、見通しに関して言った際は同じ意味で「温暖化」という表現を用いたのであり、しかもそこでの意味は「観測上の気温上昇」のことなのだから、そちらの言う「温暖化」「温暖化傾向」とは異なる意味なのである。
にもかかわらず、そちらの言う意味を彼らの発言に持ち込み、彼らを「勘違い」扱いしてしまっているから、それは違うと言っているわけである。 
by conAGW (2014-03-10 15:30) 

MANTA
>「温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?」に応じてごく簡単に言えば、気温停滞傾向が長期化している事実を受けて、取り去る「温暖化の影響」そのものが過大である可能性も問題として既に上がってきているからである。
conAGWさん、実際の全球平均海面水温偏差を取り除いているわけですが?
数値計算で得られた温暖化の予測値ではなく。
ここまで見ていて、あなたの意見には一つもソースが出てこないですね。
どれもこれもこのブログやコメント欄にかかれた言葉を、ご自身で勝手に解釈してこねくり回しているだけに見えます。違うとおっしゃりたいのならソースとともにご自身の考えを端的に語るとよいでしょう。
あるいはこれ以上、貴殿の勝手な勘違いや曲解に付き合わないのも手ですね。
検討します。
by MANTA (2014-03-10 17:14) 

conAGW
PDO指数を得る際の「実際の全球平均海面水温偏差を取り除いているわけですが? 数値計算で得られた温暖化の予測値ではなく」については、確かにその通り。
これで、「温暖化」というものが指す意味としては、次の3つになったということか。
(1)観測上の(停滞期を挟みながらの)気温上昇期
=TSUNE氏・江守氏の気温見通し発言での「温暖化」
(2)気候モデル計算において現れる長期気温上昇傾向
=予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的
(3)実際の全球平均海面水温偏差
=「地球温暖化の影響」として取り去る分
=予め「取り除いかれた」温度が単調に増加する成分(?)
しかし(3)では、「?」をつけた通り「予め「取り除いかれた」温度が単調に増加する成分」については、もしそう解釈しているとすれば間違っていないだろうか。この「偏差」そのものは下図(ただし年平均)のように、単調増加していないばかりか下がることさえあるようだが。
・海面水温の長期変化傾向(全球平均)
global_rngmn.png
hanrei.png
年平均海面水温(全球平均)の平年差の推移: 各年の値を黒い実線、5年移動平均値を青い実線、長期変化傾向を赤い実線で示します。 平年値は1981〜2010年の30年平均値です。
一方、そちらがTSUNE氏への当初コメントでPDOに関連して提示したもう一つの下記記事では、取り除いているのが今度は確かに「温度が単調に増加する成分」のようだが、それは(3)の水温についてではなく「気温」のほうとなっている。
●温暖化はとまった?のか?(ブログ「環境問題補完計画」さん)
つまりここで、4つ目の意味の「温暖化」も出てくることになる。
(4)観測上の長期・直線的な気温上昇傾向
=温度が単調に増加する成分(と言ったのはこちらだけ?)
さらに、そちらは下記を示しもして、
「すなわち「地球スケールでの長期的な気温の上昇」です」
とも言っている。
では果たして、PDOにも絡めてそちらが言うところの「温度が単調に増加する成分」としての「温暖化」とは、(1)は勘違い扱い、(3)は気温ではないのでいずれも除くとして、(2)と(4)のどちら(両方?)なのか、あるいはさらに実は別の意味なのか、はっきりさせたほうが良さそうに思うが。 
by conAGW (2014-03-10 20:26) 

MANTA
conAGWさん、ご自身で何を仰ってるか、お分かりではないのでしょうね。
温暖化の定義、実際の温暖化の様子、気温の単調増加と振動、それらの原因、単調増加と直線増加の違いなど、ご自身の中で一度整理されるとよいでしょう。
(このブログでの)温暖化の定義はすでに書いたとおりです。定義を変えたり増やしたりして議論をはぐらかすのは詭弁氏の手口です。貴殿の主義主張も相変わらず曖昧なまま。このようなコメントがまだ続くようでしたら、他の読者に迷惑ですので、削除させていただくかもしれません。では。 
by MANTA (2014-03-10 21:18) 

conAGW
それでは「温暖化の定義」について、こちらが「変えたり増やしたり」しているものを個別に挙げてみてはいかがだろうか。
そちらの指摘どおりなら何らか改めてこちらにとっても有益な場合もあるだろうし、逆に具体的には何も示さないのなら、単に指摘になっていないというだけでしかないことになるが。 
by conAGW (2014-03-10 22:51) 

MANTA
>それでは「温暖化の定義」について、こちらが「変えたり増やしたり」しているものを個別に挙げてみてはいかがだろうか。
すでにこの連載で多数が既出です。ここまでの目次を最近整理しました。
これだけコメントをやりとりさせて頂いても貴殿の論旨・趣旨は曖昧なままで終わりましたね。困惑されているのは私ではなく貴殿だけですので、ご自身のブログやTwitterで続けられるとよろしいかと思います。 
by MANTA (2014-03-11 12:12) 

−蛇足(それにしても、思考能力ばかりか精神もどこか欠如?
(上記以降のコメント)
mushi
MANTA様、お久しぶりです。このところネットから離れた生活が続いていていました。
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20090610#c
・・・ああ、なるほどなあ(遠い目) 
by mushi (2014-03-13 22:04) 

MANTA
mushiさん、お久しぶりです。そちらに飛び火しましたか。最近、懐疑派が元気になってきました。ただそういう議論は何年も前に一巡したんですけどねぇ。既出のことくらいは読んでおいて頂きたいものです。またどうぞよろしくお願いいたします。 
by MANTA (2014-03-14 06:07) 

綾波シンジ
MANTA様、こちらもお久しぶりです。同じ方が、masudakoさまのブログ(http://d.hatena.ne.jp/masudako/20140212/1392201470#c)にも、私のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/39112528.html)来ています。ほんと同じような不理解・誤解の繰り返しですね。知識と理解力がないが故の「世界観」をもとにして、おまえら間違ってるよと言われても、といった感じです。MANTA様もお疲れ様でした。 
by 綾波シンジ (2014-03-15 11:44) 

MANTA
お疲れ様です。2008年頃から比べると、ネットの使い方・使う方も変わりましたね。特に科学的なブログについては、かつては自分なりとはいえど科学的な根拠をもった方々がその是非を楽しむような形で絡んでくる傾向がありました。しかし最近では科学を楽しむどころか、科学を蔑むことと、それを各方面へ拡散することにのみ一生懸命な方が目立つようにも見えます(原子力もしかり)。そういう社会風潮はどうすれば是正できるか、日々悩んでいます。一方で件の彼については私は相手をするのを止めました。というか、ご自身のブログで楽しくやられているわりには当ブログにはコメントされなくなったので、寂しい限りです(笑)。
by MANTA (2014-03-16 01:10) 
 
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