2016年10月30日

懐疑批判/曲解やはぐらかし、果ては人格貶めに勤しむ「懐疑批判者」たち

【総合情報】
地球温暖化懐疑論批判 ※一括DL
住明正、明日香壽川、吉村純、増田耕一、河宮未知生、江守正多、
野沢徹、高橋潔、伊勢武史、川村賢二、山本政一郎
  表紙・はじめに・CONTENTS ※分割DL
  第1章 温暖化問題における「合意」
  第2章 温暖化問題に関するマスコミ報道
  第3章 温暖化問題の科学的基礎
  第4章 温暖化対策の優先順位
  第5章 京都議定書の評価
  最後に・参考文献
   ※更新情報
・増田耕一/読書ノート参考文献の変更
『地球温暖化懐疑論批判』(明日香ほか, 2009年)の文献リスト

  ・温暖化の科学的知見に対する議論・疑問 /気温上昇に対する懐疑論
  ・原因に関する懐疑論
/人為説全般、水蒸気、太陽活動、宇宙線・紫外線・太陽風、小氷期からの回復過程、地球寒冷化説、二酸化炭素の温室効果についての議論、人為的放熱
  ・炭素循環に関する議論
/ミッシング・シンク、海洋による吸収・排出、濃度変化は温度変化の結果とする説
  ・予測内容への批判 /予測精度に関するもの
  ・温暖化の影響に関する議論 /氷河融解と海面上昇
  ・IPCCに対する批判
/コンセンサス主義に対する批判、気候研究ユニット・メール流出事件(クライメートゲート)
  ・対策に関する懐疑論
  ・メディアに関する懐疑論
  ・政治的圧力・陰謀
/原発産業に関する陰謀説、石油業界に関する陰謀説
  ・懐疑論への反論および学者や団体による見解
  ・各国における状況/アメリカ、ヨーロッパ、日本
  ・姿勢を転換した研究者、研究機関

懐疑派バスターズ /Wikipedia


【江守正多】 研究者情報
○togetter
 ・人為温暖化「言説」批評:江守正多氏 (3)「温暖化問題」(探究モード)
  /荻上チキ・Session-22(TBSラジオ、2014年03月25日)
 ・人為温暖化「言説」批評:江守正多氏 (2)気候ネットワーク:全国シンポジウム
  「市民が進める温暖化防止2013」(前半、2013/10/26)
 ・人為温暖化「言説」批評:江守正多氏 (1)言論アリーナ「地球は本当に温暖化
  しているのか?」(2013年9月3日、池田信夫×江守正多×澤昭裕)
全国シンポジウム「市民が進める温暖化防止2013」(前半)
  /動画 (2013年10月26日)
  /動画 (2013年9月3日、放送原稿(上)放送原稿(下)
第1回 人為起源CO2温暖化説は「正しい」か?(2009年2月9日)
第2回 温暖化対策目標は「科学的に」決まるか? (2009年3月19日)
第3回 「地球は当面寒冷化」ってホント? (2009年4月23日)
第4回 太陽活動が弱くなっている?-温暖化への影響は 
     (2009年5月27日)
第5回 新しい温暖化予測計算が始動!天気予報との関係は? 
     (2009年7月23日)
第6回 ラクイラ・サミットで世界は「2℃」に合意した? (2009年9月3日)
第7回 「朝まで生テレビ!」の「温暖化 vs 寒冷化」討論 
     (2009年10月26日)
第8回 過去1000年の気温変動の虚実 (2009年11月27日)
第9回 「クライメートゲート事件」続報・科学にとって「査読」とは何か
     (2009年12月28日)
第10回 IPCCへのさらなる疑問について・ヒマラヤ氷河問題と
     クライメートゲート続々報 (2010年1月27日)
第11回 温暖化はやはり減速中?-原因は水蒸気か自然変動か 
     (2010年3月1日)
第12回 温暖化イメージ戦争の時代を生きる (2010年3月18日)
【表紙】地球温暖化:その科学的真実を問う
・2009.1月号
【本文】企画にあたって 本文 あとがき
【資料】1.2伊藤 1.3江守 2.1伊藤 3.1伊藤 4.1江守 5.2江守 
    6.1伊藤
・2009.3月号
【本文】本文 あとがき
【資料】1.4赤祖父 1.5江守 4.3江守 5.11伊藤 7.2伊藤 7.3伊藤

【増田耕一/masudako、@masuda_ko_1
  濃度、気温と大気中CO2濃度との因果関係
 ・人為温暖化「言説」批評:増田耕一氏(3)現在の長期気温停滞(ハイエイタス)
  の要因
 ・人為温暖化「言説」批評:増田耕一氏(2)大気温室効果のCO2増加分は
  「効く」のか?
 ・人為温暖化「言説」批評:増田耕一氏(1)温室効果で海を「温める」?
→ 温室効果の海水温への作用に関して対論中だが説明に窮したのか、長らく沈黙状態
 ・地球温暖化をとらえる枠組みを考えなおすいくつかの論点 2014-02-01
(2006年ごろ温暖化否定論をとなえた丸山茂徳氏は「温暖化予測があたらなかったら科学全体への不信になる」と言った。)
 ・「温暖化懐疑派」「温暖化論者」などの表現をめぐって 2010-02-15
【明日香壽川】
明日香壽川ホームページ

/地球温暖化が長くなりすぎたので、続きです 関係するコメントはこちらにお願いします
/すみませんまったくついていっていません とにかくコメントがつきすぎたので、(2)を作ります
/市民科学研究室のメールマガジンで知りました。サステイナビリティ学研究機構から「地球温暖化懐疑論批判」が出版され、PDFで全文ダウンロードできます
http://www2.ir3s.u-tokyo.ac.jp/web_ir3s/sosho/all.pdf
「地球温暖化懐疑論批判」(IR3S/TIGS叢書No.1)著者: 明日香壽川 河宮未知生 高橋潔 吉村純 江守正多 伊勢武史 増田耕一 野沢徹 川村賢二 山本政一郎
・・・

【櫻井啓一郎、@kei_sakurais-kei(Wikipedia)
櫻井工房 /櫻井啓一郎のホームページです。
 ・ニセ科学の見分け方 〜屁理屈・ねつ造・陰謀論… その手口と対策〜
   2013.6.29 (v1.90)
○Wikipedia

【後藤忠徳/MANTA、@manta33blog
海の研究者
小さい頭を悩ませながら、広い海に挑みます。調査船からの実況も時々あります。
 ・カテゴリ:地球温暖化を学ぼう
 (最近の記事)
  ・海からの大量のCO2放出は無い(1)海からの大量のCO2放出は無い(2)
→ 「珍解説」指摘
→ 「珍解説」指摘(蛇足:内容があるほどスパムなどとみなす(?)振る舞いも)
→ 「珍解説」指摘(蛇足:内容があるほどスパムなどとみなす(?)振る舞いも
 (誤解・曲解による槌田敦氏批判)
→ ヘンリーの法則・炭素循環に関する「対論」
たちの悪い印象操作あり、コメント者もたしなめるも無反省。
「蛇足:驚いたことに、槌田氏は最近話題の高千穂大学の教員でもあるらしい。
 ●ホーム殺人未遂 高千穂大学長「痛恨の極み」 東京・杉並」
   ↓
「蛇足に書かれた、高千穂大学の学生が起こした事件と、槌田論文とは何の関係もないと思います。蛇足に書かれたことは、本当に蛇足であって、本記事を科学的な議論として、真面目に読んでいたことが急に馬鹿らしく感じました。つまらない印象操作はしない方がよかったのではないかと思います。by 小父蔵 (2009-06-09 13:17) 
   ↓
これを小馬鹿にした後藤忠徳氏の返事:小父蔵さん、御説ごもっともです。一方で、本文にご批判がないことは幸いではあります。・・・ by MANTA(後藤忠徳) (2009-06-10 03:15) 
※後藤忠徳氏の無節操コメント
  (コメントされ続けると)
「コメントを打ち切ろう」、「付き合わない」、「削除させていただく」、 
「ご自身のブログやTwitterで続けられるとよろしい」
  (コメントされなくなると)
「当ブログにはコメントされなくなったので、寂しい限り」
 加えてトラックバックについても、上記の珍コメントにあるように何かと言い訳をつけ、しかも「適宜」どころか「全て」削除次いでコメントにリンク掲載する形で残したがこれも削除。
○togetter
 ・人為温暖化「言説」批評:後藤忠徳氏(3)ブログ/海からの大量のCO2放出は
  CO2に聞けば良い
 ・人為温暖化「言説」批評:後藤忠徳氏(1)ブログ/CO2増加は人為的か
  自然変動か?

【辻 元、@galois225
「今まで、いろいろな人為的温暖化懐疑論者に会ってきたが、懐疑論者は、ほんの一部の人たちを除くと、「不都合な真実には向き合いたくない」ということ。あと情報バイアスがひどくて、IPCCも化石燃料の減耗については無頓着だったり、驚かされることが多い。」
「温暖化論批判の部分が、論拠が曖昧で強引なために、読む気がなくなります。短期的には、エネルギー資源の枯渇の方が差し迫った問題なのですから、そちらの方だけ書けばよかったのにと思います。」 ・・・
  ※ページ下部の「残りを読む(218)」から展開。
温暖化いろいろ終了分アーカイブ

【坂本圭/mokkei1978、@mokkei1978
【左巻健男/samakita、@samakitakeo
/いい加減な論理・内容にもとづく武田邦彦発の情報に騙される側にも問題ありか?
さまようブログ /思いついたこと気になったことをつらつらと
地球温暖化懐疑論とそれにまつわることについて、おばかな文章を書いています
/環境問題を単に「読む」だけでなく、考察を加えて「解き」ます。
 ・カテゴリ:地球温暖化

※実名・匿名、更新順。ご推薦歓迎。

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2016年01月01日

珍解説/後藤忠徳、海からの大量のCO2放出は無い

【珍解説者】 
 後藤忠徳/MANTA、@manta33blog
【記事】

(類似の珍解説)
 ○綾波シンジ/環境問題補完計画
(参考)
【ポイント】
タイトルからして「嘘・誤魔化し」の類となっている
 開いた口が塞がらないとでも言おうか、どんな思考をすればこうしたタイトルを付けられるのか不思議でならない。
 海には基本的に「水」という物質としてのCO2溶解・放出もあれば、言うまでもなく生物もいて光合成・呼吸・有機分解などもあり、もちろんそれぞれがそれぞれに変動してもいる。 しかも、人為排出量に比べて遥かに巨大な規模のCO2が常に、海から大気に放出されもするし大気から海に吸収されもしていることは紛れもない事実。
 海からの大量のCO2放出は「ある」のである。
carbon_cycle.png
(気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)
flux_map.png

(気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 二酸化炭素と海洋酸性化に関する診断表、データ > 海洋による二酸化炭素吸収量の分布図
 後藤氏が資料として挙げた下記の説明でも、「行き来」「交換」「やり取り」「出入り」との表現が適宜使われており、海によるCO2の放出・吸収のいずれもが厳然と存在していることが明確に意識されている。
●海と大気による二酸化炭素の交換(ココが知りたい温暖化:国立環境研究所)
●海洋の炭素循環と炭素収支(気象庁)

○海・陸と大気とのCO2のやり取りが自然だけなら「平衡状態」というのは誤り
 図らずも後藤忠徳氏自身が下図を持ち出してきているが、こうした観測事実を眺めて「平衡状態にある」などと解釈する者はまずいまい。
 これらはどう見ても、大気とのCO2のやり取りが平衡状態になどなっておらず、「常に変動している」としか言いようがない。 
気温・CO2濃度の前後関係
graph0-cdce6.jpg
 さらに、下図は(そして冒頭の気象庁の図も)「「平衡状態」が描かれている」ものでは全くなく、あくまで1年分のCO2移動の量的な「収支」を示しているのであり、「完全に釣り合っているわけではない」どころか、そもそも完全に釣り合って(帳尻が合って)「いなければならない」前提で描かれる性格の図である(合っていなければ質量保存の法則に反する)。
fig1-d384f.JPGfig2-928c5.JPG

○海は正味で」CO2の吸収が放出より上回っているのであることを、相変わらずはっきりさせない
 後藤忠徳氏の上記2つの記事では、「正味」という言葉が一度も使われていないようだ。この点をこうまであやふやにするということは、単に理解不足というより、何か作為的にそうしているのではないかとさえ思われてくる。
 最後のところで「つまりは、海からのCO2大量放出などなく、むしろ海がCO2を大量に吸収しているらしい」などと書いてしまっているが、これもタイトル同様、全くの虚偽といってよいほどの粗雑な書き振りである。
 下記に、彼の拙い文章に補足を加えてみておく。
『ただし完全に釣り合っているわけではない。大気中のCO2も海洋中のCO2も刻々と変化する。なので海か大気のどちらかへ過剰にCO2が移動しているケースは無論ありうる。ではどちらに過剰に移動しているのか? 前回の温暖化連載(下記)でその計算例を紹介した。計算結果によれば、大気から海へ年間約21億トン(炭素重量に換算)の過剰なCO2移動が明らかとなった(なお、この例では「海からの正味の放出もありえる」として計算している)。』
↑ この文での移動量・放出量はいずれも正味の量。

『「そりゃおかしいぞ! 図2は古いし間違いじゃないか?図1の方が正しくて、CO2は海から大量に放出されている!」という人、図2がなければ図1もないことをお忘れなく。』 
↑ この文での放出量は、過剰・正味分を得る「前」の実際に放出された総量。つまり、違う意味の放出量が「混ざって」いる

『つまりは、海からの正味でのCO2大量放出などなく、むしろ海がCO2を正味で大量に吸収しているらしい。』
↑ この文では再び、「正味の量」の話に戻る。また、この「正味」の吸収量が「大量」なら、海によるCO2の実際の放出量と吸収量はどちらも「正味」の45倍ほど(「絶対」移動量で言えば合わせて90倍ほど)もあり、さらに遥かに大量。

(これはほぼ蛇足だが)実は気象庁のHPでは図1はもはや掲載されてはいない」も
 この炭素循環図は既に冒頭で示しているとおり、気象庁サイトの別のページにて引き続き掲載されている。


【追記】
後藤忠徳/MANTA氏による珍解説記事のコメント欄に下記の反論が掲載。適宜寸評しておく。

MANTA
本記事を批判するトラックバックをichijinさんから頂きました。/ichijin.seesaa.net/article/397791931.html
以下のようにお返事いたします(『』は上記ページより引用)。

・上記の図2は『「平衡状態」が描かれているものでは全くない』と指摘されていますが、間違っています。原資料を読むべきでしょう。
Figure 3.1のキャプションによれば、"これらの矢印はCO2の釣り合いを示している。海については物理的な大気-海洋間での交換(physical air-sea exchange)であり、毎年概ね釣り合っている”だそうです。さらに3.2.3の2段落目(p.197)では"大気と海面での交換は、そこを横切る分子拡散による"と明記されています。つまり図2は物理的な"交換"あるいは"平衡状態"を描いています。
←こちらの指摘を理解できていない様子。「毎年概ね釣り合っている」は、あくまで「海については」の話で、しかも「概ね」と断られている(つまり厳格には「釣り合っていない」ということ)。
 一方、こちらが言っているのは図「全体」の性格(「概ね」の釣り合いでは間違いとなる)のことであり、一部ではない。なお、ここでの「釣り合い」の意味合いを英語で見るなら、「Figure 3.1のキャプション」ではbalanceという表現が使われており、equilibriumは登場しない。
 「3.2.3の2段落目(p.197)」との箇所も、海−大気間のCO2交換過程そのものが主として何によってなされているかを説明しているだけであり、平衡に絡んでも反対に、CO2分圧の差によって正味のCO2移動が起こる(つまり平衡の「状態」にはなく、CO2濃度は変動する)ことを述べている。

・『海によるCO2の放出・吸収のいずれもが厳然と存在している』ことは当然です。人為的影響がない状態で釣り合っているかどうかです。
ところで先のFigure 3.1のキャプションでは「釣り合っていない部分」についても言及があり、"複数年〜複数世紀に渡るCO2濃度変化に影響を与えうる"そうです(与えるではなく、与えうる)。ではそれは具体的にどの程度の大きさかというと、Francey et al. (Nature, 1995)の式1がそうであるように、大気中のCO2濃度変化において"交換"の項は無視される(できる)のが通例です。
複数年〜複数世紀に渡るCO2濃度変化」と、「複数世紀」も含めて言うなら、大気CO2濃度を上げようとする要素であるCO2排出量の全量のうち、人為排出量が占める割合は最大の現在でも3%程度であり、100年前や200年前に遡ればさらに僅かとなっていく。一方、大気CO2濃度は既に数世紀前から、気温とともに上昇してきている。
 また、わざわざ「与えるではなく、与えうる」と念押しするのは、恣意的にそう曲解させたいのか、どこか胡散臭さを感じさせる。

・ご反論がお有りでしたら、上記の図2の両矢印が"交換"や"平衡状態"を示していないという文献をご紹介ください。ichijinさんのブログの文献はいずれも"交換"または"平衡"を示すものです。
・ちなみにFrancのey et al. (Nature, 1995)では、"交換"における「disequilibrium term(※)」についての記述があります。ただしこれは炭素同位体比についてであり(式2)、大気濃度そのものには影響を与えないと考えられています。
←この手の文献やら論文やらを示せとの要求は、もはや逃げ口上の類。しかもここでは、後藤忠徳氏による解釈や理解の仕方が主に批評されているのであり、そうした話に文献などあろうはずもなく、求めるだけ無駄。

※注:equilibrium=平衡なので、上の記事中では「平衡状態」と書いた。しかし厳密には、i) 物質の濃度変化も物質輸送もない状態を平衡状態といい、ii) 物質の生成過程と分解過程の速度が等しく物質の濃度変化がない状態を動的平衡状態という。よって上記は動的平衡状態と言い換えたほうが正確である。なお分野や視点によっては、定常状態と呼ばれる場合もある。 
←性質や意味合いの異なる平衡(equilibrium)・釣り合い(balance)・定常/安定(steady)といった話を相変わらず混ぜこぜ
 また、平衡「状態(にある)」とは、平衡に「達している」状態のこと。だから「物質の濃度変化がない」となる。一方、大気CO2濃度はどの期間をとっても常に「変化している」のだから、何ら平衡状態と呼べるものではない。
by MANTA (2014-06-27 19:17) 

MANTA
追記:上記の反論に対する反論がブログに追記されたようです。しかし、残念ながら、同氏は科学的な議論の仕方をご存じないようです。(以下はichijin.seesaa.net/article/397791931.html#commentより)

>「3.2.3の2段落目(p.197)」との箇所も、海−大気間のCO2交換過程そのものが主として何によってなされているかを説明しているだけであり
それを理解することが大事なのですが、分子拡散を理解できないようですね。
←何を議論しているのか分かっていないようだ。
 問題にしているのは「分子拡散」そのものではなく、それによってなされる海−大気間のCO2交換過程が「平衡状態にあるのかないのか」、ということ。

>この手の文献やら論文やらを示せとの要求は、もはや逃げ口上の類。
科学では「証拠」をベースに議論します。それを示さない議論はもはや疑似科学、あるいは妄想です。
←これも相変わらず頓珍漢。、「科学では「証拠」をベースに議論」するという中で、そうした証拠などに対する後藤忠徳氏の解釈・理解が珍妙であると指摘しているのである。

それでも同氏のブログを読んで、「科学的なブログだ」と思う輩が多いようです。科学技術教育の重要性をあらためて感じます。
by MANTA (2014-06-30 12:51)

MANTA ※一つ前の追記との重複部は除く。
>問題にしているのは「分子拡散」そのものではなく、それによってなされる海−大気間のCO2交換過程が「平衡状態にあるのかないのか」
この一文に、氏が分子拡散を全く理解できていないことが示されていますね。またFrancey et al. (Nature, 1995)などで、大気中のCO2濃度変化において"交換"の項が無視されている例を紹介しましたが、それに対する科学的な反論もありません。
←平衡状態か否かだけでなく、「交換」についても頭の整理がつかないらしい。
 後藤氏の言葉を使って言えば、「大気-海洋間での交換」は「分子拡散による」もので、「毎年概ね釣り合っている」となる。これは、そうした「交換」によってCO2濃度は常に変化する(つまり「物質の濃度変化がない状態」ではないのだから、平衡状態にない)が、一年分の大量の排出量と大量の吸収量の収支を取れば正味で概ね釣り合っている」という主旨。
 「大気中のCO2濃度変化において"交換"の項は無視される(できる)」も、あくまでこの「(正味で)概ね釣り合って」に類する話。

>そうした証拠などに対する解釈・理解が珍妙であると指摘しているのである。
ですので指摘に資する資料を持ってこられるとよいでしょう。ichijin氏の資料はいずれも"交換"または"平衡"を示すものです。
←引き続き頓珍漢。後藤氏が提示した同じ資料を見て、「いずれも"交換"または"平衡"を示すもの」といった彼の解釈・理解の珍妙さを指摘しているということ。
by MANTA (2014-07-01 19:06) 

−蛇足−
内容でもって反論できていないコメントが足された模様。
MANTA
どうも「平衡」や「正味」の意味が分かっていないのに、上記の記事を批判している人がいるらしい。上記のリンク先などを少しは読んだらどうだろうか? また、当ブログはCO2変化と気温変化の相互の因果関係を「無視している」とも批判されているようだ。実際にはもう何度も書いてる。
科学を理解したフリをして持論を振りまいたり、批判や質問に対して「既出だよ」と言われることは、普通は恥だから控えるのだが、そんなことには気が付かず「オレ、温暖化懐疑派の論客!」と思い込む人もいる。まさにこういう「論客」が科学をダメにしている。(背景には、こんな意見を本当と信じ込む「市民」の存在もある)。だからこんな余分な補足を書かねばならない。困ったもんだ。
※これは原発批判にもつながる傾向である。興味深いので別に記事を書こう。
Twitterでぶつぶつとつぶやく暇があるのなら、ここへコメントを寄せられたらどうであろうか? 貴殿が、いわゆる無知な「論客」でないのなら、
by MANTA (2014-05-25 10:44) 

加えて、要望を受けてトラックバックをしたにもかかわらず、下記のコメントが掲載。対応の仕方が頓珍漢な上、相変わらず内容ゼロ
MANTA
※トラックバックが多数届きました。内容を読んで承認しましたが、当記事を適正にご紹介頂いているようには到底思われません。特に反論に資する資料が皆無です。先方からのコメントを待ち、ご批判の意図を伺いたいと思いますが不適切な引用記事を紹介し続ける必要はありませんので、コメントが届かない場合は関連するトラックバックを全て削除します。ご了承下さい。(なお本コメントは管理用メモですので、後日削除します) 
by MANTA (2014-05-25 17:10) 

mushi
お疲れさまです、としか言い様がないですね・・・。平衡の意味を理解していない(あるいはわざと曲解している)のは、私のブログに対するコメントと同じです。 
by mushi (2014-05-26 00:12) 

MANTA
mushiさん、コメントありがとうございます。まずは同氏からのコメントを待ちたいと思います。彼のブログの解説では全く的を射ていませんので。どうぞよろしくお願いいたします。 
by MANTA (2014-05-26 07:43) 

posted by ichijin at 12:03| Comment(8) | TrackBack(0) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍解説/後藤忠徳、CO2はどこから来たか?CO2に聞けば良い

【珍解説者】 
 後藤忠徳/MANTA、@manta33blog

(類似の珍解説)
 ○綾波シンジ/環境問題補完計画
(参考)
 ○人為温暖化「言説」批評:後藤忠徳氏(2)ブログ/CO2はどこから
  来たか?CO2に聞けば良いtogetter

【ポイント】
○人為CO2についての排出・吸収の言い方として、人為CO2「が排出される」は良いが人為CO2「が吸収される」は間違い
 化石燃料消費や土地利用変化などの人間活動で生じる二酸化炭素であるいわゆる人為CO2は、大気に対しては確かに人為CO2「が排出」されるのであるが、そうして排出されていったん大気に混ざってしまえば、その後はもはや「これが人為CO2である」などという区別はなく、排出「後」の人為CO2は自然排出のCO2や大気中に元からあるCO2と一体となるものである。

 したがって、人為CO2「が吸収される」といった、あたかも吸収されるのが人為CO2「そのもの」であるかのような言い方をするのは間違いであり、そうした表現を使った解説などに接した際には、その表現だけでなく、どこか間違った内容を含んでいると疑ってかかってみると良い。

 この類で良く見聞きしそうな例として、
  排出された人為CO2「の」およそ半分「が」大気中に「蓄積」
といったものがあると思うが、これも典型的な「間違い表現」の一つである。

 後藤忠徳氏の上記記事でもこの手の「間違い表現」がしっかり使われ、それで自らが「虜」に陥ってでもいるのか、ちゃんと弁えている者にとっては誠に珍妙な解説の流れとなっている。

(参考)
菊池誠/kikulog、@kikumaco
 ・「地球温暖化懐疑論批判」 2009/10/28: fdcb2100
 ・「地球温暖化懐疑論批判」(2) 2010/4/3: fdcb2100つぶや
 ・地球温暖化問題つづき 2010/12/12: つぶや
  ※主に「fdcb2100」、「つぶや」との名のコメント者が上記と同様の問題点を
   指摘。

○CO2、O2の吸収・排出のことを言う中で、それが「正味」の意味での吸収・排出である箇所がいくらもあるにも拘らず、その断りが一切ない
 こうした意識・配慮がさっぱりないからか、「CO2が海から放出されているどころか、逆に海はCO2を吸収してくれている」などという可笑しなことを、しかも平然と結論めかして書いてしまっている。

○厳然としてあるものをあたかも無きかのごとく無視
 決め打ち的な結論に持っていくために無視されている事実として、大きくは次の点が挙げられる。

 ・海・陸ともに吸収だけでなく「排出も」するのであり、その量・変動も人為に比べ桁違いに大きいこと。

 ・海洋によるCO2の吸収量・排出量はいずれも、産業革命前に比べて増加していること。

 ・「呼吸」も大きな自然の排出源であること。

 これらをしっかり頭に入れて彼の解説を読んでみれば、「本当にそうか?」となるようなところがぽろぽろ出てくるだろう。


【追記】
後藤忠徳/MANTA氏による珍解説記事のコメント欄に下記の反論が掲載。適宜寸評しておく。

MANTA
本記事を批判するトラックバックをichijinさんから頂きました。/ichijin.seesaa.net/article/391458300.html
以下のようにお返事いたします(『』は上記ページより引用)。
・CO2について『「正味」の意味での吸収・排出である箇所がいくらもあるにも拘らず、その断りが一切ない』とのご指摘ですが、上記の図3にあるように海からの放出も吸収も両方共扱っています。(Oが正の値なら大気からの吸収、負の値なら大気への放出)
←指摘の意味が理解できていないようだ。図3の説明部を修文すれば、
Oが正の値なら正味で大気からの吸収、負の値なら正味で大気への放出
 のように書くべき、ということ。
・『これらをしっかり頭に入れて彼の解説を読んでみれば、「本当にそうか?」となるようなところがぽろぽろ出てくるだろう』との指摘ですが、科学者の言うことを疑うことは大事です。
一方で、中学校レベルの数学を理解する努力をしましょう。
←「一方で」以下は相変わらず中身ゼロ。どの点がどのように、といった指摘が少しもない。
・『海・陸ともに吸収だけでなく「排出も」するのであり、その量・変動も人為に比べ桁違いに大きい』との指摘ですが、誤って理解されているようです。詳細は下記のコメント欄を御覧ください。/http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-05-24
こちらで寸評。
・『したがって、人為CO2「が吸収される」といった、あたかも吸収されるのが人為CO2「そのもの」であるかのような言い方をするのは間違い』というご指摘ですが、これは仰るとおりでしょう。人為的に排出されたCO2の14%に「相当する量」を陸地が吸収しており同30%に「相当する量」を海が吸収しているというほうが適切です。
しかし人為的に排出されたCO2の56%に「相当する量」が大気中に溜まることを、人為的に排出されたCO2によらずに説明することは不可能でしょう。
←「しかし」以下は別の勘違い。自然だけによる元々の大気CO2濃度も変動してきているのであり、しかもその変動は、人為CO2排出量に比して100倍近い規模のCO2のやり取りがある中で起きている。
・細かなことですが『人為CO2』は日本語としても専門用語としてもおかしいですね。せめて「人為起源CO2」とすべきでしょう。 
by MANTA (2014-06-27 23:51) 

MANTA(前コメントの追記分)
・ところでichijin氏自身は、どこが「中学校レベル」かが分からないようです。上記の記事で懇切丁寧に説明したにも関わらず、以下のように思い込んでいる点です。
”自然だけによる元々の大気CO2濃度も変動してきているのであり、しかもその変動は、人為CO2排出量に比して100倍近い規模のCO2のやり取りがある中で起きている”
世の中には、自身の主張をするだけして、他人の主張を読まない・読めない方がおられます。当ブログにもしばしばそんな方からのコメントが届きますが今回は(本当に)小学生か幼稚園児と議論しているようです。是非上記記事や紹介したページを熟読いただきたいところです。
←これまた中身のない、ただのレッテル貼りの類。まともな反論に窮するとこうした反応にもなるという、ありがちな醜態をまたも晒している。 
by MANTA (2014-07-01 19:21)


−蛇足−
本記事は後藤忠徳氏の該当記事にトラックバックされたが、先方は削除したようなので以下のようにコメント。そしてそれに対する後藤忠徳氏の対応。
(コメント先)
(コメント)
conAGW
温暖化記事に対するトラックバックが「適宜削除」ではなく、単純に「全て」削除されたようなので、こちらに挙げる形を取る。
珍解説/後藤忠徳、CO2はどこから来たか?CO2に聞けば良い
※このコメントも勿論、そちらが「このコメントがお気に召さないようでしたら、削除いただいても一向に構いません」と言っているものに当たるので自由にどうぞ。by conAGW (2014-03-18 09:41)

MANTA
conAGWさんのコメントをスパムとみなし、ご本人のご希望通り削除いたしました。ご了承下さい。 by MANTA (2014-03-18 12:41) 

conAGW ※後藤忠徳氏は受付拒否で下記は読めず。
ここでは消えてももちろん結構。
「そちらの」希望には何ら制約がないし、そちらのそうした「行ない」自体も含めて消えずに別途、残されてもいくので。
>conAGWさんのコメントをスパムとみなし、ご本人のご希望通り削除いたしました。ご了承下さい。 by MANTA (2014-03-18 12:41) 

( MANTA
※後藤忠徳氏が得意とする印象操作。しかも相手をブロックしてからの掲載。
conAGWさんからコメントを頂きました。同氏のブログにおける、上記への反論ページの紹介でしたが
・反論に資するソースが一つも示されていないこと
・当ブログでの本論を理解することなく反論しようとしており、科学的議論のキャッチボールがまったくできていないこと
・私を含む多数の研究者・ブロガーさんたちへの人格的な批判など他人を貶める発言を繰り返していること
の3点を鑑みて、やむを得ず削除いたしました。また同氏のコメントをこれまでみておりましたが、上記3点は多くのコメントに共通しており、・同氏の主義・主張も明確には示されておりません。以上を勘案し、当ブログでは当面の間、同氏のコメント・トラックバックを受け付けない設定といたします。このようなコメントを寄せてくる人物は8年を越える当ブログには見当たらず、苦渋の決断となった次第です。科学的な議論でヒートアップするなら健全ですが、論拠もない悪口のオンパレードは見るに絶えません。科学とはそういことではないと考えます。 by MANTA (2014-03-18 14:32)  )
↑ 内容で返せないとなると凡そこうしたことしか言えなくなるという、お定まりと言っても良いようなコメント。この様子では次の記事でも、こちらの指摘を何ら呑み込めていない内容になりそうな気配。
 →残念ながら懸念したとおりの記事が掲載。それに対する当方の批評はこちら

mushi
私も、conagwさんのコメントは基本的に非公開にすることにしました。リチャード・ドーキンスが、創造論者との討論を拒絶する理由の、万分の一くらいは実感できた気がします。 by mushi (2014-04-05 17:38) 
対論録/mushi、人為CO2の排出が大気CO2濃度の変動に与える影響 にて、mushi氏が見せないコメントも含めてやり取りを掲載。

MANTA
>リチャード・ドーキンスが、創造論者との討論を拒絶する理由の万分の一くらいは実感できた気がします。 
世の中には「科学的」とは何かを理解しない(できない)人で、実は満ちているのだと思います。彼はその一端にすぎないのでしょう。科学を正確かつ分かりやすく伝える重要性をヒシヒシと感じます。一方、荒らしは荒らしとして、毅然とした態度で対応するのみです。mushiさん、お疲れ様です。お互い、サイトの管理者として当然のことをしただけです。by MANTA (2014-04-08 12:06)

MANTA、追伸
mushiさんのブログを少し拝見しました。/http://ameblo.jp/mushimushi9/entry-11794535205.html
(以下は、conAGWさんのコメント)
>【実際の地球】
>・人為CO2が大気に排出され続けていても、その量にも応じて大気中CO2濃度も一方向に上がっていくということはなく、濃度は常に上がりも下がりもしている。
conAGWさんの上記コメントはもちろん間違いです。同氏のものの言い方もおかしい。例えば下記。
>それから、こちらから確認している点への回答はどうなっている?
ずいぶん高圧的ですね。こういう行為が「荒らし」とされる要因です。mushiさん、お疲れ様です。同氏はご自身のブログで、私を含む多数のブロガーや研究者に悪態をつく行為を繰り返しているようです。私はとうの昔に同氏のブログを読んでいませんが、いまも悪口を書かれているのでしょうね。でもなーーんとも思いません。conAGWさん、どうぞ好きに悪態をついてください。そして持論を展開して下さい。それが言論の自由です。同氏の書かれていることと、私達が書いていること、どちらが科学的に正しいかは私達以外の人達が読み、そして理解することでしょう。by MANTA (2014-04-08 18:16)

MANTA
どうも理解できない人がいるようなので追記。
上記のOは「負の値」も取りうる。すなわち「海から大気への放出」も答えとしてもちろんあり得る。そして計算の結果、Oはゼロより大きかった。だから「大気から海への吸収」が約21億トン/年なのだ。これは中学生レベルの数学。理解できないのようならば、温暖化懐疑派などやめたまえ。by MANTA (2014-05-19 19:40)
↑ 数学・算数というより国語の問題か。「大気から海への正味の吸収」ということをしっかり理解した思考が必要であるということが、どうしても理解できないらしい。

また、当方へのコメントを受けて改めてトラックバックをしたところ下記のコメントが掲載。対応の仕方が頓珍漢な上、相変わらず内容ゼロ
MANTA
※トラックバックが多数届きましたので承認しましたが、当記事を適正にご紹介頂いているようには到底思われません。特に反論に資する資料が皆無です。先方からのコメントを待ち、ご批判の意図を伺いたいと思いますが、不適切な引用記事を紹介し続ける必要はありませんので、コメントが届かない場合はトラックバックを削除します。どうぞよろしくお願いいたします。(なお本コメントは管理用メモですので、後日削除します) 
by MANTA (2014-05-25 17:20)

綾波シンジ
お久しぶりです。炭素循環に関する温暖化否定論は、用語の意味を独自に解釈(誤解)して、それをもとに元が「間違い」だとするパターンですから、相手のしようがありません。彼らは、言葉をこねくりまわすことが「科学的な論議」だと思っているフシがあります。根拠を示して、またその根拠の意味を理解して論議するという最低限の基本が成り立っていないのですから、相手のしようがありません。やり取りを見た第三者が判断できるご対応、お疲れ様です。by 綾波シンジ (2014-07-05 09:56)

MANTA
綾波シンジさん、ご無沙汰しております。
>彼らは、言葉をこねくりまわすことが「科学的な論議」だと思っているフシがあります。
そのようですね。なにせ”AはBである”という資料を使って”AはBではない”という議論を展開されていますからね。それは間違った資料ですよと指摘いたしましたら、「文献や論文を示せとの要求は、科学者の逃げ口上だ」とのお返事でした。(http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-05-24
まっとうな科学者ならこんなセリフ、恥ずかしくて口にできません。「私は無知です」と言っているのと同じですから。
↑ 文意を歪曲しての引用は後藤忠徳氏の習性か。元の文はこの手の文献やら論文やらを示せとの要求は、もはや逃げ口上の類」。にもかかわらず、「この手の」を省く一方で「科学者の」を勝手に付け加え元の意味を捻じ曲げ、あたかも「科学者による文献・論文の要求の全てが逃げ口上である」かのようにしてしまっている。「この手の(要求)」とは「後藤忠徳氏がここでしているような」ということである上、要求するのが科学者であるか否かは全く関係ない
妄想科学やニセ科学に魅了された人は異常な熱意をもってそれを広めようとします。これは日本だけに限った話ではありません。その熱意を正しい科学へ向けることができれば、、、とも思いますが、これは私にとっての宿題です。とりあえず、このブログで私ができる事は、ニセ科学の信奉者とはどんな人達かを肌で知ることと、私が正しいと思う科学を示し続けることくらいです。 ちなみにこの「勝負」は私の負けです。「ニセ科学vs科学」はいつもニセ科学側の勝利に終わりますから。よろしければ下記をご参照ください。/http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-05-30  by MANTA (2014-07-05 18:44)
 
posted by ichijin at 12:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍解説/後藤忠徳、CO2増加は人為的か自然変動か?

【珍解説者】
 後藤忠徳/MANTA、@manta33blog
【記事】
(類似の珍解説)
 ○綾波シンジ/環境問題補完計画
  ・主観(妄想)を正しいと信じる「海洋起源CO2増加説」
(参考)
 ○人為温暖化「言説」批評:後藤忠徳氏(1)ブログ/CO2増加は
  人為的か自然変動か?togetter
 ○菊池誠/kikulog、@kikumaco
  ・「地球温暖化懐疑論批判」 2009/10/28: fdcb2100
  ・「地球温暖化懐疑論批判」(2) 2010/4/3: fdcb2100つぶや
  ・地球温暖化問題つづき 2010/12/12: つぶや

【ポイント】
○「つまり「大気中のCO2の増加は、人為的なCO2排出と密接な関係がある」といえる」は、全く「つまり」になっていない

人為的なCO2排出量が「少なめの年」の、しかも一部しか合っているように見えない年のチェリーピッキングだけで、 あたかも全体が合っているかのように匂わせる。
他の合っていない「少なめの年」に加え、「多めの年」、「どちらでもない年」はどうなのか、読者に全体判断させぬまま話を切る。
個別に彼がチェリーピッキングしている期間を見てみても、下記のように自然要因の方が遥かに良く符合している。
1974-75年太陽黒点11年周期底打ち、気温低下
1980-83年: 
82年エルチチョン火山噴火による気温低下、その前後の年のCO2濃度上昇は別段小さくない
1992-93年91年ピナツボ火山噴火による気温低下
1998-99年: 
98年はエルニーニョで気温もCO2濃度上昇も史上最高、翌年はその反動で気温・濃度上昇ともに大きく低下
2009年: 
これは2008年の間違いで、08年は太陽黒点11年周期底打ち、気温低下
これらに加え、彼はなぜかCO2濃度上昇が最も小さい1964年を含めていないが、この年も太陽11年周期が底打ちし、気温も低下。

○恣意的な「中略」により、引用元の本来の文意を歪める
−引用のされ方−
・「大気・海洋環境観測報告 第7号 2005年観測成果
 2.温室効果ガス > 2.1 二酸化炭素
 (図 2.1.4 の解説文より引用)
”二酸化炭素を主体とする炭素循環は定量的に全て把握されているわけではない。
 (中略)
 人間活動により排出された二酸化炭素が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていないことがわかる。
 (中略)
 排出された二酸化炭素が海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変わることを意味している”

−引用元の段落全文(赤字が特に問題の「中略」部分)−
人間活動による排出量と実際の大気二酸化炭素の濃度変動
二酸化炭素を主体とする炭素循環は定量的に全て把握されているわけではない。図2.1.4は、石油などの化石燃料の消費による二酸化炭素排出量から計算した濃度増加率と、観測から得られた実際の全球の濃度増加率の経年変動を示したものである。人間活動により排出された二酸化炭素が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていないことがわかる。
実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なくなっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は年によってそれほど大きな変動はないのに、観測された濃度増加率は大きく変動している。実際の濃度増加が排出量から想定される濃度増加より少ないことは、
排出された二酸化炭素が海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変わることを意味している。その二酸化炭素の吸収量は、気温や海水温、気象条件などによって変わるため、どこにどれだけ吸収されているのか正確に見積もることは大変難しい。地球全体における炭素循環の定量的把握が今後の課題となっている。
2_1_4.png
図2.1.4 人為起源による排出量から想定される二酸化炭素濃度増加率(緑線)と実際の観測による大気中二酸化炭素濃度増加率(赤棒)の経年変動。排出量は国連のエネルギー統計をもとにCDIAC(米国二酸化炭素情報解析センター)が二酸化炭素放出量に換算したもの。観測による濃度増加率はWDCGGの解析による。(英語略)
−引用元終わり−

なお、この気象庁の解説ページには、人為CO2排出量と自然のCO2排出・吸収量との規模感の大きな違いを確認できる下記のような図も掲載されている。
2_1_3.png
図2.1.3 毎年の炭素換算の全球での二酸化炭素放出量(Emission)と吸収量(Absorption)とその内訳(平均値)。内訳は、セメント生産と化石燃料(Fossil fuels and cement production)、海洋との交換(Exchange from or to ocean)、土地利用の変化(Changing land-use)、全球の正味の基礎生産と呼吸(Global net primary production and respiration)からなる。これらは炭素循環の大気に関連する部分である。単位はGtC(1GtCは炭素換算で10億トン)。しかし、その値はまだ不確定さが大きいとされている(IPCC 1995をもとに作成)

○前項の「歪曲」的な引用に基づき、本来の論旨を「転倒」させる
引用元の段落では吸収の話しかしていないが、それでも、
「海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変わる」
「吸収量は、気温や海水温、気象条件などによって変わる」
と言っている。つまり、複雑なのは自然の要素のほうなのである。
しかも、こうした複雑さは人為的なCO2排出がもたらしたものではなく、自然が元から持っている変動の特性に過ぎない。
にもかかわらず、
「大気中のCO2濃度は人為的なCO2排出量の影響を色濃くうけるが、その影響が複雑で、簡単に記述できないだけである。(複雑=無関係とはいえない)。」
などと、あたかも「人為的なCO2排出量の影響が」複雑であるかのように言うのは全くの曲解

○異論者の大勢として「言っていないこと」まで混ぜ込み、その上で筋違いの解釈をする
記事の末尾付近で、
 「(人為的なCO2排出量は)無関係と決めつけるのは理が通らない」
などと言っているが、人為的CO2が排出されているのは厳然たる事実であり、「無関係と決めつける」者など一体どれだけいるのか。
異論者が言っていることの要点は、
 「人為より自然によるCO2の排出・吸収量の方が遥かに大きく、しかも変動してもいるのだから、大気中CO2濃度も自然変動の影響を大きく受ける
ということである。


【追記】
後藤忠徳/MANTA氏による珍解説記事のコメント欄に下記の反論が掲載。適宜寸評しておく。

MANTA
本記事を批判するトラックバックをichijinさんから頂きました。/ichijin.seesaa.net/article/391167724.html
以下のようにお返事いたします(『』は上記ページより引用)。
・「大気中のCO2の増加は、人為的なCO2排出と密接な関係がある」とは言えないとのご批判ですが、上記記事では「その影響が複雑で、簡単に記述できない」とすでに記述済みです。では具体的な様相はどうか? については下記にまとめました。
 http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-03-13
 http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23
 http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2014-05-24
←「珍解説」をただ列挙しているだけ。また、こちらは「「大気中のCO2の増加は、人為的なCO2排出と密接な関係がある」とは言えない」との批判はしていない。人為的なCO2排出「も」もちろん、大気中のCO2の増加に関係している。ただしそれは、自然の排出分と合わせた全てのCO2排出源に占める割合(約3%)だけ、ということ。
・『実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なくなっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は年によってそれほど大きな変動はない』とのご指摘ですが、それこそが自然のなせる技です。その具体的記述は上記の拙ブログの通りであり、「複雑だから分からない」と批判するならばそれは稚拙と言えるでしょう。
←相変わらず曲解・勘違い、というより日本語の読解力の問題? 
 まず、元の文から『実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なくなっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は年によってそれほど大きな変動はない』という珍妙な切り取り方をして、「それこそが自然のなせる技」などと言うこと自体が間違い。元の文から読み取るべき「自然のなせる技」とは、『実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なくなっている上に、・・観測された濃度増加率は大きく変動との部分。
 したがって、こちらが何を批判しているかについても間違えている。「複雑だから分からない」ではなく、「複雑なのは自然のほうであり、人為ではない」と言っているのである。
・貴ブログでは『人為CO2排出量と自然のCO2排出・吸収量との規模感の大きな違い』を示す図として、棒グラフを紹介されていますが、引用元ではその大部分は、i)海洋との交換(Exchange from or to ocean)及び、ii)全球の正味の基礎生産と呼吸(Global net primary production and respiration)と記載されており、これらはCO2濃度上昇には直接は寄与しません。貴殿の引用サイトでも次のように書かれています。
 http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report2005/html/2_1_0_1.htm
 "現在は、人為起源を含めた放出量のわずかな超過分が毎年大気中に蓄積されて濃度を増加させ続けている"
←日本語に加え、グラフの読解力もない?
 排出側に「i)海洋との交換」「ii)全球の正味の基礎生産と呼吸」が人為分とともにあって初めて、吸収側を上回れるのであり、そうした自然排出分もCO2濃度上昇に直接寄与しているということ。
 引用サイトのほうも正に「人為起源を含めた放出量」と書かれているのだから、これは「人為分+自然分」なのであり、この「合計された放出量」から吸収量を差し引いた結果が「わずかな超過分」となるのである。
・明確に書かれた内容を伏せつつ、自身の主張に都合よい部分のみの引用は科学の世界で最も嫌われる行為の一つであることを知っておきましょう。
←これは全く反対で、「明確に書かれた内容を伏せつつ、自身の主張に都合よい部分のみの引用」をしているのは後藤忠徳氏のほう。それに対して、「明確に書かれた内容を伏せ」ずに示した上で論評しているのがこちらの記事である。
 後藤氏は今回の反論でも上記の通り、文章の珍妙な引用をまた披露してしまっている。
by MANTA (2014-06-28 22:06) 

−蛇足−
本記事は後藤忠徳氏の該当記事にトラックバックされたが、先方は削除したようなので以下のようにコメント。そしてそれに対する後藤忠徳氏の対応。
(コメント先)
(コメント)
conAGW
温暖化記事に対するトラックバックが「適宜削除」ではなく、単純に「全て」削除されたようなので、こちらに挙げる形を取る。
・珍解説/後藤忠徳、CO2増加は人為的か自然変動か?
※このコメントも勿論、そちらが
「このコメントがお気に召さないようでしたら、削除いただいても一向に構いません」
と言っているものに当たるので自由にどうぞ。 
by conAGW (2014-03-18 09:41)

MANTA
conAGWさんのコメントをスパムとみなし、ご本人のご希望通り削除いたしました。
ご了承下さい。 
by MANTA (2014-03-18 12:41) 

conAGW ※後藤忠徳氏は受付拒否で下記は読めず。
ここでは消えてももちろん結構。
「そちらの」希望には何ら制約がないし、そちらのそうした「行ない」自体も含めて消えずに別途、残されてもいくので。
>conAGWさんのコメントをスパムとみなし、ご本人のご希望通り削除いたしました。ご了承下さい。 by MANTA (2014-03-18 12:41) 

( MANTA
※後藤忠徳氏が得意とする印象操作。しかも相手をブロックしてからの掲載。
conAGWさんからコメントを頂きました。
同氏のブログにおける、上記への反論ページの紹介でしたが
・反論に資するソースが一つも示されていないこと
・当ブログでの本論を理解することなく反論しようとしており、科学的議論のキャッチボールがまったくできていないこと
・私を含む多数の研究者・ブロガーさんたちへの人格的な批判など他人を貶める発言を繰り返していること
の3点を鑑みて、やむを得ず削除いたしました。
また同氏のコメントをこれまでみておりましたが、上記3点は多くのコメントに共通しており、・同氏の主義・主張も明確には示されておりません。
以上を勘案し、当ブログでは当面の間、同氏のコメント・トラックバックを受け付けない設定といたします。このようなコメントを寄せてくる人物は8年を越える当ブログには見当たらず、苦渋の決断となった次第です。
科学的な議論でヒートアップするなら健全ですが、論拠もない悪口のオンパレードは見るに絶えません。
科学とはそういことではないと考えます。 
by MANTA (2014-03-18 14:32)  
※内容で返せないとなると凡そこうしたことしか言えなくなるという、お定まりと言っても良いようなコメント。この様子では次の記事でも、こちらの指摘を何ら呑み込めていない内容になりそうな気配。 
 →残念ながら懸念したとおりの記事が掲載。それに対する当方の批評はこちら

また、要望を受けて改めてトラックバックをしたにもかかわらず、下記のコメントが掲載。対応の仕方が頓珍漢な上、相変わらず内容ゼロ
※トラックバックが多数届きましたので承認しましたが、当記事を適正にご紹介頂いているようには到底思われません。特に反論に資する資料が皆無です。先方からのコメントを待ち、ご批判の意図を伺いたいと思いますが、不適切な引用記事を紹介し続ける必要はありませんので、コメントが届かない場合はトラックバックを削除します。どうぞよろしくお願いいたします。(なお本コメントは管理用メモですので、後日削除します) 
by MANTA (2014-05-25 17:20) 
 
posted by ichijin at 12:01| Comment(6) | TrackBack(1) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

珍解説/「ヘンリーの法則」と海洋によるCO2排出・吸収

【珍解説者・記事】 ・そういえば
 ・懐疑論者名鑑みたいな
○後藤忠徳/MANTA、@manta33blog
 ・気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない
「追記2(7/21):
 気温上昇に伴ってCO2濃度が上昇する現象は「ヘンリーの法則」で説明される。
 (ー定の温度で一定量の液体に溶解する気体の量はその気体の圧力(分圧)に比例する)
 温度が上がると、液体に溶解する気体の量は減るので、気温上昇→CO2濃度上昇なわけだ。ただしこの記事で述べたように、ヘンリーの法則だけでは、CO2の長期間の単調増加は説明できず、人為的な影響(化石燃料消費)が主要因と考えられている。 」
○菊池誠/kikulog
 ・「地球温暖化懐疑論批判」(2)#コメント
 ・主観(妄想)を正しいと信じる「海洋起源CO2増加説」
   ※ただし、ヘンリーの法則への直接言及はなし。
○hechiko
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(4)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(3)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2)
 ・槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(1)

【ポイント】
○観測事実を総合的に踏まえれば、ヘンリーの法則に基づく大気中CO2濃度上昇「も」説明できる
 ヘンリーの法則に関係する「観測事実」は下記の通りで、いずれも「上昇」となっている。
  ・大気中CO2濃度:上昇
  ・海水温度:上昇
  ・海水中CO2濃度:上昇
 つまり、ヘンリーの法則に基づく
  海水中CO2濃度
   = 比例定数(海水温上昇につれて小さくなる) × 大気中CO2濃度
という関係性から、
  海水温「上昇」と海水中CO2濃度「上昇」を要因として大気中CO2濃度が「上昇」
と説明できもすることになる。

○海洋からのCO2排出量「も」、産業革命前に対して「増加」している
 海洋からのCO2排出量は下図に示されるとおり、産業革命前に比べて200億トン/年多いとされ、その規模は化石燃料消費による64億トン/年の3倍強となっている。
  ・気象庁|海洋の温室効果ガスの知識 海洋の炭素循環
(新リンク)気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)
carbon_cycle.png
炭素循環の模式図(1990年代)
IPCC(2007)をもとに作成。各数値は炭素重量に換算したもので、貯蔵量(箱の中の数値、単位:億トン)あるいは交換量(矢印に添えられた数値、単位:億トン/年)を表している。黒の数値は、産業革命前の自然の循環の状態を表しており、収支はゼロである。赤の数値は、化石燃料の燃焼などの人間活動の影響によって、自然の状態から変化した量を表しており、交換量は1990〜1999年の平均値、貯蔵量は1750年から2004年末までの期間についての積算値である。なお、「植生、土壌および有機堆積物」の蓄積量の変化は、陸上生物圏の吸収による増加(+1010億トン)と土地利用の変化による減少(−1400億トン)に分けて示している。

(参考)海外でも類似の主張あり
新規論文がDeep-Sea Research に公表された。Alarmistは海は大気中のCO2を減少させると言うが、この論文によると海がCO2の源になっている。1996-2009年にかけて、南米ベネズエラのCariaco 湾が研究対象となった。・・・
Murry SalbyはオーストラリアMacquarie University、気象学の教授である。 2013年4月18日にドイツHamburgで「温暖化ガスと温度の関係」について講演した。 彼の講演内容について賞賛が上がっているので、昨日アップされたYouTubeの映像と講演の一部要点を紹介したい。・・・

posted by ichijin at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月30日

対論録/増田耕一、大気の温室効果は海水を「温める」?

【対論場所】 人為起源気候変化とその対策とくに気候工学の位置づけに関する
        根本的考察 (発表予稿)/増田耕一
【対論者】 増田耕一/masudako、conagw

【現況】
 「大気の温室効果を強化することによる、全球平均地表温度の上昇」を起因として、どんな理屈が重なって「海面上昇につながる海水温上昇」まで伴うことになるのか、つまり大気の温室効果がどうやって海水を「温める」のか、回答なしの状況が続く。

【関係する珍解説例】
○後藤忠徳(MANTA、@manta33blog)、海の研究者
 ・二酸化炭素には温室効果がある
※このタイトル自体は別に構わないが、説明では「暖める」という言い方を安直に使っていて、当人も惑わされているような珍解説となっている。そもそも、「暖める」(温度を上げる)なら加熱性を持つということだろうから素直に「加熱効果」とでも呼べばよいのに、なぜそうではなく「温室効果」と呼ぶのか。初手から何か履き違えた頭で書いてしまっているようである。
 ・地球には温室効果が不可欠だ資料:地球の放射平衡の計算式
※こちらでは特に、
昼と夜の区別
「W(ワット)」という単位は「時間当たり」であること
太陽からの放射は「12時間ごと」の断続性を持つこと(「日射」はあるが「夜射」などというものはない)
−地球の温度は「太陽(熱源)>地表>大気」というエネルギーの大小関係と受渡し順序とで決まってくること
 といった点がきちんと踏まえられていない。
○mushi、さまようブログ
 ・IPCC AR5日本語要約 2014-03-12
 ・IPCC AR5の要点 2013-09-30
○菊池誠/kikulog
 ・地球温暖化問題つづき#コメント
 ・「地球温暖化懐疑論批判」(2)#コメント
※海水温・海面の上昇が人為的温室効果強化による温暖化の一環であるかのように匂わせる記事を出し続ける。
conagw 2014/02/28 12:39
「ここでいう地球温暖化とは、人間の産業活動によって、大気中の二酸化炭素などの濃度が増加し、大気の温室効果を強化することによる、全球平均地表温度の上昇を特徴とする気候の変化である。これは海面上昇や乾湿の変化を伴い、・・・」といったことを、ごく当然であるかのように書けてしまうことに、日頃から違和感がある。

大気はむしろ、地表の違いやその状態の変化の影響を常時受けている側ではないだろうか。
上記の文に限っても、海面上昇につながる海水温上昇をもたらせるほどのエネルギーを与えうるのは太陽で、それに海洋の状態変化が合わさった上で大気に与えている影響のほうが遥かに大きいのではないか。
乾湿の変化というのも、人為温室効果は気温上昇を介して飽和水蒸気量という言わば「器」に作用すると想定されるまでであって、そこにどれだけの水蒸気が収まるかは地表の状態によって大きく異なるのではないかと思われるのだが。

masudako 2014/03/02 01:51
大気と海や陸との間のエネルギーの交換は双方向にあり、その小さな差が上向きになったり下向きになったりします。差の向きは直観的にわかりやすい向きとは限りません。

大気や海洋で起こっていることは、蒸気機関のような熱機関と同様に考えることができます。高温の熱にあたる電磁波を受け取り、低温の熱にあたる電磁波を出すことによって、運動エネルギーを作ることができます。太陽光を受け取ることと同等に、地球が外に赤外線を出すことが重要です。(エントロピーの流れの量に注目すれば「出すほうが重要だ」と言うことも可能ですが、エントロピーの少ないエネルギーを受け取ることも重要だというのが順当かと思います。)

地球温暖化と呼ばれる現象は、気候の変化のうち一部分の特徴をとらえたものですが、これは気温などの観測値から読み取られた特徴ではありません。全地球規模の気候を変化させうる原因の候補のほうから、将来起こる可能性が高いと考えられた特徴なのです。(今の段階で、この特徴は見え始めているようですが、まだ必ずしも明確ではありません。しかし、このまま化石燃料の消費が続けば明確に見える可能性が高いと考えられています。タンボラ級以上の火山噴火が連発する可能性や、太陽活動がマウンダー極小期よりも激しく低下する可能性は例外としてですが。)

conagw 2014/03/02 07:46
「大気と海や陸との間のエネルギーの交換は双方向にあり、その小さな差が上向きになったり下向きになったり」という、単なる「あるなし」ではなく、例えば海については数年ではエルニーニョやラニーニャ、数十年ではPDOなど、海の状態の変化が大気温に与える影響は言われる一方、気温の変化で海がどうかなる(特に海水温度を上げ続ける)というような具体的な現象は聞かないが。

conagw 2014/03/03 09:03
「高温の熱にあたる電磁波を受け取り、低温の熱にあたる電磁波を出すことによって、・・・地球が外に赤外線を出すこと」ということの大気−地表間の収支で見ても、大気とは地表からの赤外線を主な「元手」にして地表にも返しているということになるのだろうから、それによって地表の温度が上がることはなく、あくまで下がる中での話でしかないのでは?

masudako 2014/03/03 09:51
大気と海や陸とを合わせた地球としては、宇宙に赤外線を主とする電磁波を出しています。内わけには大気から出る部分も地表(海または陸の表面に近い部分)から出る部分もあります。大気と海や陸とを分けて考えると、地表から出て大気に吸収される電磁波も、大気から出て地表に吸収される電磁波もあります。大気の中の赤外線を吸収する成分は赤外線を射出する成分でもあります。赤外線を吸収する成分が多い場合の定常状態は、それが少ない場合の定常状態よりも、大気と地表の間の赤外線のやりとりが双方向とも多く、大気の(同じ高さで比較した)温度も地表の温度も高いものになります。

conagw 2014/03/03 10:12
「大気と地表の間の赤外線のやりとりが双方向とも多く」とも少なくともどちらにしても、
 温度を下げながら
定常状態になっていくのではないかということなんだが。

conagw 2014/03/04 10:40
先ずはポイントで順序を示す形でも構わないので、「大気の温室効果を強化することによる、全球平均地表温度の上昇」を起因として、どんな理屈が重なって「海面上昇につながる海水温上昇」まで伴うことになるのか、説明いただけるとありがたいのだが。

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2015年12月29日

対論録/後藤忠徳、PDOが温暖化傾向に及ぼす影響

【対論場所】 1940〜70年頃のプチ寒冷化の原因は?/後藤忠徳
【対論者】 後藤忠徳/MANTATSUNE、conAGW

【現況】
 後藤忠徳氏は、大きく第1点目として、TSUNE氏・江守氏が今後の気温見通しを言う際に使った「温暖化」という表現の意味を勘違いしたことは、どうやらようやっと認めている模様。
 一方、第2点目である「PDOが今後の温暖化傾向に与える影響」については、何を誤解しているのか、そんな影響はなく「考える必要はありません」などと闇雲に言い張っている。

【関係する珍解説例】
○坂本圭/mokkei1978、リビングルームで旅に出る
 ・太平洋十年規模振動(PDO) 2009-10-16
 ・自然振動があっても温暖化は進む 2008-07-06
○mushi、さまようブログ
 ・温暖化の原因を海水温に求める 2010-07-17
 ・温暖化はとまった?のか?(説明編) 2009/2/1
 ・温暖化はとまった?のか?(問題提起編?) 2009/1/27
○onkimo、「温暖化の気持ち」を書く気持ち
 ・finalvent さんによると、 2009-10-12
 ・久しぶりにとあるグラフを拝見したので、 2010-07-16
 ・やっぱり私ごときではとても 2010-07-20

(参考)
 ・Climategate、IPCC-Gate後の世界 2010-07-08 /nytolaの日記

【経過】
TSUNE
IPCC評価報告書に採用されたシミュレーションでは、1950年以降に火山による負の強制力を見込んで計算してますね。それにしても、大気中CO2濃度が有意に上昇したのは1950年以降ですから、1910年以降の気温上昇は、人間起源のCO2が原因とする温暖化という理屈では説明できないです。
世界の平均気温は1975年以降に上昇したのですが、ご存知のように1975年と1988年にはレジームシフト(あるいは気候ジャンプ)と呼ばれる数十年規模の気候変動が起こったことが知られていますね。このとき、海流や大気循環に大きな変化が起こったと考えられています。
今世紀に入ってからは、世界の平均気温は横ばいに推移していますが、2006年に太平洋10年規模振動(PDO)が、正フェイズから負フェイズの変わりました。今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 
by TSUNE (2012-05-07 12:23) 

MANTA
TSUNEさん、調査船に乗っていたりしましたので、お返事が遅くなりました。
>それにしても、大気中CO2濃度が有意に上昇したのは1950年以降ですから
いいえ、違います。上昇が始まったのは1900年より少し前からです。 
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: 「有意に」を読み落とす。TSUNE氏の言っていることの文脈を読み取れれば、この「有意に」(上昇したのは1950年以降)とは、「人間起源のCO2が原因とする温暖化」と言えるだけのCO2濃度の高さのことと理解できる(IPCCも「20世紀半ば以降」と断るのと同様ということ)。
●気象庁大気・海洋環境観測報告第7号(2005年観測成果)
 ※図2.1.2
●東北大学大気海洋変動観測研究センター
 ※過去250年間の大気中二酸化炭素濃度の増加の様子
1900年には、過去数十万年間の記録を上回る約290ppmに達していて、それ以降上昇を続けています。
またPDOとの関係を指摘する人がしばしば勘違いしていますが、例えば下記の変動については、地球温暖化のように温度が単調に増加する成分は予め「取り除いかれた」上で議論がなされています。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動(気象庁)
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: こちらで除かれるのは温暖化の「影響」のほうとしての「実際の全球平均海面水温偏差」。しかもこの偏差は、単調に増加する成分「ではない」
winpdo.gif
PDO指数の時系列(1901年〜2014年): 棒グラフはPDO指数の冬季平均値を表しています。実線は5年移動平均値です。
下記もご覧ください。
●温暖化はとまった?のか?(ブログ「環境問題補完計画」さん)
 http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/
↑ 後藤忠徳氏の勘違い: 一方こちらの記事では、「気温」の直線上昇分(具体的には観測上の0.6℃/100年の上昇傾向)を確かに除いており、こちらだけなら単調に増加する成分「ではある」。ただし、同じく記事中にある「PDOとは、長期の全球規模の温暖化傾向ははじめから差し引いて」というのは、後藤氏と同様に勘違いした解釈。
img_1.png
※温暖化の傾向=観測上の0.6℃/100年の上昇傾向
by MANTA (2012-05-25 08:00) 

TSUNE
MANTAさん、PDO指数について勘違いなどしていませんよ。正しく理解した上で書いてます。 
by TSUNE (2013-01-30 20:19) 

MANTA
>PDO指数について勘違いなどしていませんよ。正しく理解した上で書いてます。 
なるほど、TSUNEさん、それでしたら下記の「一致した見方」のソースを示して頂けますと助かります。
(by TSUNE 2012-05-07 12:23)
>今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 
ちなみに(科学的事実とは関係なく)上記の文章は日本語がおかしいです。
お気づきでしたでしょうか? 
by MANTA (2013-01-31 17:11) 

MANTA
追記:そして、結局ソースは示されない、と。 
by MANTA (2014-03-06 08:46) 

conAGW
今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが、海洋を含めた気象学を研究する科学者の一致した見方じゃないでしょうか? 」については相手に聞き返すまでもなく、そちらの手元にも既に情報があるのでは?
そちらが「南極も温暖化とのニュース」と題した記事の末尾の「※追記(2/4)」で挙げてもいる2009年2月の日経記事で既に、例の江守正多氏も、気温停滞の理由に海洋振動を挙げた上で、気温の再上昇は10〜20年後との見方を示している。
by conAGW (2014-03-07 19:12) 

MANTA
conAGWさん、ご紹介ありがとうございます。
江守さんのご意見は、ご自身が下記で分かりやすく解説されてますね。
●第3回 「地球は当面寒冷化」ってホント? (2009年4月23日)
image002.jpg
黒線 観測された気温の推移   赤線 IPCCで予測された気温の推移

image004.jpg
黒線 観測された気温の推移
赤線 IPCCで予測された気温の推移(多数のシミュレーションの平均
緑線 各シミュレーションで予測された気温の推移

>相手に聞き返すまでもなく、そちらの手元にも既に情報があるのでは?
そこはご質問者の方のご意見を尊重しないと、ね。
その上でPDOと温暖化は別物であることも理解頂くことが重要でしょう。 
by MANTA (2014-03-08 10:44) 

( MANTA
conAGWさん、当方の温暖化記事を隅々までお読みいただいているのはありがたいことです。ところで例の気象庁のCO2循環の図は理解されたということでよろしいでしょうか?
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13 (コメント欄)
温暖化連載に限って、あちこちの記事にコメントを書き散らしり、Twitterなどで根も葉もないことを書くコメンテーターが多いのはなぜでしょうね? 
by MANTA (2014-03-08 10:48) 

conAGW
下記については、「私の方では「人為的に排出されたCO2が、大気のCO2増加の証拠である」というグラフを準備中ですので、そちらをお待ちいただいたほうがよろしい」とのようでもあるゆえ、炭素循環についてのそちらの理解が示されてからと考えているが。
>conAGWさん、当方の温暖化記事を隅々までお読みいただいているのはありがたいことです。ところで例の気象庁のCO2循環の図は理解されたということでよろしいでしょうか?
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13 (コメント欄)
by conAGW (2014-03-08 12:57)  

conAGW
「PDOと温暖化は別物であることも理解頂く」というのも的を外しているのだが。両人とも、PDOによる気温停滞が続いているという見方を踏まえて、
TSUNE氏:「今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろう・・・」
江守氏:「・・・10〜20年後には急速な温暖化が訪れるだろう。」
と言っているのであり、「温暖化」もあくまでその文脈で使った表現。
これで彼らを「勘違い」とするのは無理がある。 
by conAGW (2014-03-08 17:44) 

MANTA
conAGWさんもPDOと温暖化の違いを理解できないようですね。
”愚かな勘違い”を早めに治すことをお薦めします。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
なんど同じ記事を紹介すればよいのだろうか… 
by MANTA (2014-03-08 19:10) 

conAGW
そちらが「PDOと温暖化の違い」と言った場合の「温暖化」とは、「地球温暖化のように温度が単調に増加する成分は予め「取り除いかれた」上で」という文脈での「温暖化」のことなのだろう。
それに対し、PDOによる気温停滞を踏まえた今後の気温推移の見通しを言った際にTSUNE氏、江守氏が使った「温暖化」との表現はいずれも、今後想定されるPDOの反転に伴う「観測上の気温上昇」そのものを指しているということ。
そちらの言う「温度が単調に増加する成分」という意味での「温暖化」とPDOとの関わりはあくまでその上でのものであり、この点についても言うなら、PDOの気温への効き方に照らして気候モデルによる温暖化予測は過大に高く計算されているという話になってくる。 
by conAGW (2014-03-08 22:45) 

MANTA
貴殿のコメントは言葉数は多いですが、論旨が不明瞭ですね。
しかたがないので、私の方で重要事項(と思われること)をまとめます。
>今後想定されるPDOの反転に伴う「観測上の気温上昇」そのものを指しているということ。
重要な事は「地球温暖化とはPDOに伴う自然変化にすぎないのか、それ以外の要素による気温上昇か?」ということです。TSUNE氏の論旨ははっきりとしませんが前者のようです。一方、江守氏はこういっています。
・PDOは自然現象かつ不規則な変動
・PDOを普通の温暖化シミュレーションでは予測できない。
・予測結果をたくさん平均すると、変動が打ち消し合って直線的になる
PDOを打ち消しあった結果でも温暖化傾向が見られると述べておられる点から江守氏は温暖化の要因はPDO以外の要素であると考えておられるようです。
私もPDOは「Oscillation」であって、「Linear Trend」の要因は別にあると思っています。
ただ(PDOの原因が何かを考える必要はありますが)本記事で取り上げた1940〜70年のプチ寒冷化や、2000年以降の温暖化傾向の停滞はPDOと関係があるかもしれませんね。
なお本連載での温暖化の定義は既出です。
by MANTA (2014-03-09 13:00) 

conAGW
江守氏も(気温停滞がまだしばらく続いた後の)「急速な温暖化」という言い方をしているのだから、この限りにおいての「温暖化」が指す意味はTSUNE氏と同じであり、「予測結果をたくさん平均すると、変動が打ち消し合って直線的になる」という「温暖化傾向」ではないということ。
・TSUNE氏、江守氏が今後の気温推移の見通しを言った際の「温暖化」
=観測上の気温上昇
・そちらの言う「温暖化」・「温暖化傾向」
=温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの
そもそもこうした違いがあるにもかかわらず、相手の文脈を汲み取らずに「勘違い」呼ばわりするのはどうか。
次に、そちらの言う「温暖化傾向」とPDOとの関係についてだが、「地球温暖化とはPDOに伴う自然変化にすぎないのか、それ以外の要素による気温上昇か?」を「重要な事」と見てしまっていること自体、焦点が合っていない。
PDOが温暖化傾向に絡んでくるのは、前コメントでも言ったように、気温停滞が長らく続いているのに伴って気候モデルの温暖化傾向計算がますます高く外れたものになってきているという話においてである。
これは日経の記事でも、そちらの示す江守氏の解説記事でも同様で、PDOも織り込まれ済みで高低幅を持って計算されるとしている気候モデルの「温暖化予測が外れているか否か」を論点にしているのであって、「温暖化の要因はPDO以外の要素である」かどうかを論じているのではない。
さらに、「1940〜70年のプチ寒冷化や、2000年以降の温暖化傾向の停滞」も、PDOと関係がある「かもしれません」どころか、TSUNE氏も勘違いなどせず妥当な指摘をしたように、「関係あり」とするのが有力な見方になっている。
既に2010年の時点で、江守氏含む国立環境研究所の研究グループがPDOの再現実験に成功と発表した中でも、「PDOの影響によって」2013年ごろまで気温が上がらない傾向が続くとの予想を示してさえいた。
そして実際、今現在も気温停滞状況が続いているのだから、この限りにおいてその予想が当たりもしたことになる。
以上のようなことは、TSUNE氏の最初のコメントでもむしろ大筋踏まえられていると言ってよい。
そこから「重要な事」として読み取るべき「論旨」は、大略として「PDOも気温の変動傾向に影響を与えていて、しかも小さくない」ということだろう。 
by conAGW (2014-03-09 20:09) 

MANTA
conAGWさん、まずお詫びが。この連載で扱う「地球温暖化」の定義を上記で示したつもりでしたが、リンク先が誤っていました。 m(_ _)m
正しくはこちら。すなわち「地球スケールでの長期的な気温の上昇」です。
江守氏も同じ意見です。
●異常気象と地球温暖化の関係について(地球環境研究センター)
 (以下引用) ”地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中 に増加することで、赤外線が地球から宇宙に逃げにくくなり、地表付近の 気温が上昇する現象です”
温室効果ガスの蓄積が長期に渡っていることは明らかですから、江守氏のいう気温上昇も長期に渡る上昇傾向を指しています。なのに、「TSUNE氏と同じ意見」だなんて、江守さんが聞いたらビックリだ(笑)
>予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になる
これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です。相手の文脈を汲み取らずご自身に都合よく改変・解釈するのはよくないですね。
>そこから「重要な事」として読み取るべき「論旨」は、大略として「PDOも気温の変動傾向に影響を与えていて、しかも小さくない」ということだろう。
小さくないという点には同意しますが、PDOでは温暖化は作れません。 
by MANTA (2014-03-10 08:02) 

conAGW
同じ江守氏で違いを見るなら、
(1)江守氏とそちらが同じ意見という場合の「温暖化」・「温暖化傾向」
=温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの、長期に渡る上昇傾向
(2)江守氏が今後の気温推移の見通しを言った際の(急速な)「温暖化」
=(1)+PDO指数反転による気温上昇=観測上の気温上昇
のようになる。
これらのうち、TSUNE氏が「今後10年ぐらいは温暖化には向かわないだろうというのが・・・」と言った際の「温暖化」の指す意味は(2)と同じ、ということ。
PDOが気温変動に与える影響度については、ようやく「小さくないという点には同意します」となったのなら半歩前進
その上で、小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、TSUNE氏の意見に対して「PDOでは温暖化は作れません」をぶつけるのは的が外れているということに気づければなお良いだろう。 
by conAGW (2014-03-10 11:16) 

MANTA
>PDOが気温変動に与える影響度については、ようやく「小さくないという点には同意します」となったのなら半歩前進。
conAGWさん、実は最初から同意しているのですよ。これまでネタバレになるので書きませんでしたが、本記事中の「他にもプチ寒冷化の容疑者がまだいそうです」とあるのは、PDOのことです (^^)
>小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、
PDOの定義を見れば一目瞭然。考える必要はありませんもう3度めかしら?
下記を穴が空くほどよくお読み下さい。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
 http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
by MANTA (2014-03-10 12:05) 

conAGW
蛇足ながら、
「・・・、この限りにおいての「温暖化」が指す意味は・・・
・そちらの言う「温暖化」・「温暖化傾向」
 =温度が単調に増加する成分、予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になるもの」
に対して
「>予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的になる
これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です。相手の文脈を汲み取らずご自身に都合よく改変・解釈するのはよくないですね。」
とぶつけるのも、文意の誤読の類。
「そちらの言う」がかかっているのは「「温暖化」・「温暖化傾向」」に対してであって、「=」の後ろは「その意味するところ」を挙げたもの。 
by conAGW (2014-03-10 12:29) 

MANTA
音読でもされたほうが良いかもしれませんね。
●太平洋十年規模振動(PDO)指数の変動
http://www.data.kishou.go.jp/shindan/b_1/
pdo/pdo.html
 (以下引用)
 ”PDO指数は(中略)地球温暖化の影響を取り去るため、EOF計算を行う前にそれぞれの地点の月平均海面水温偏差から全球平均海面水温偏差を除いています)”
温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?
定義くらいはお読みになったほうが良いかと思われます。
また下記はほとんど意味不明です。
>「そちらの言う」がかかっているのは「「温暖化」・「温暖化傾向」」に対してであって、「=」の後ろは「その意味するところ」を挙げたもの。 
といっている「その意味するところ」は江守氏の言葉であって、私は江守氏と同じ意見。つまりTSUNEさんと江守氏は異なる意見。
しかるに上記の記述を曲解と言わずなんというのでしょうね。
どうもconAGWさんは日本語が不自由なのかもしれませんね。
これ以上の議論は不毛な気がしてきました。
適当なところでコメントを打ち切ろうと思います。 
by MANTA (2014-03-10 12:59) 

conAGW
そちらがPDOの影響度について「実は最初から同意しているのですよ」であっても、それならそれでもちろん構わない。
その上でそちらの現状認識がまだ、
「>小さくないPDOの影響が上記(1)の意味での「温暖化」にどう絡むのかを考えてみて、
 PDOの定義を見れば一目瞭然。考える必要はありません。」
ということならば、「半歩前進」との見方もまだそのままということになるだろう。
あるいはこちらの部分も「実は・・・」であるなら、なお結構ではあるが。
そちらの理解がなぜ半歩と思われるのか、「温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?」に応じてごく簡単に言えば、気温停滞傾向が長期化している事実を受けて、取り去る「温暖化の影響」そのものが過大である可能性も問題として既に上がってきているからである。
この点はIPCCもようやく第5次報告書で議論しているほか、気候モデルの予測がそもそも過大に高くなるという言わば「計算癖」を矯正することや、モデル計算に観測データを反映させていく形で補正する、という話も出てきている。 
by conAGW (2014-03-10 14:03) 

conAGW
蛇足のほうは、「これは私が言ったのではなく、江守氏の言葉です」という誰の言葉かについての誤読の話だったが、それへの返答をさらに誤読したのか、また元に戻って、TSUNE氏と江守氏が今後の気温見通しを言った際に使った「温暖化」の指す意味についての誤読が蒸し返されてしまっているようだが。
TSUNE氏も江守氏も、見通しに関して言った際は同じ意味で「温暖化」という表現を用いたのであり、しかもそこでの意味は「観測上の気温上昇」のことなのだから、そちらの言う「温暖化」「温暖化傾向」とは異なる意味なのである。
にもかかわらず、そちらの言う意味を彼らの発言に持ち込み、彼らを「勘違い」扱いしてしまっているから、それは違うと言っているわけである。 
by conAGW (2014-03-10 15:30) 

MANTA
>「温暖化の影響を取り去ったPDO指数を基に温暖化を議論するおつもりですか?」に応じてごく簡単に言えば、気温停滞傾向が長期化している事実を受けて、取り去る「温暖化の影響」そのものが過大である可能性も問題として既に上がってきているからである。
conAGWさん、実際の全球平均海面水温偏差を取り除いているわけですが?
数値計算で得られた温暖化の予測値ではなく。
ここまで見ていて、あなたの意見には一つもソースが出てこないですね。
どれもこれもこのブログやコメント欄にかかれた言葉を、ご自身で勝手に解釈してこねくり回しているだけに見えます。違うとおっしゃりたいのならソースとともにご自身の考えを端的に語るとよいでしょう。
あるいはこれ以上、貴殿の勝手な勘違いや曲解に付き合わないのも手ですね。
検討します。
by MANTA (2014-03-10 17:14) 

conAGW
PDO指数を得る際の「実際の全球平均海面水温偏差を取り除いているわけですが? 数値計算で得られた温暖化の予測値ではなく」については、確かにその通り。
これで、「温暖化」というものが指す意味としては、次の3つになったということか。
(1)観測上の(停滞期を挟みながらの)気温上昇期
=TSUNE氏・江守氏の気温見通し発言での「温暖化」
(2)気候モデル計算において現れる長期気温上昇傾向
=予測結果をたくさん平均すると変動が打ち消し合って直線的
(3)実際の全球平均海面水温偏差
=「地球温暖化の影響」として取り去る分
=予め「取り除いかれた」温度が単調に増加する成分(?)
しかし(3)では、「?」をつけた通り「予め「取り除いかれた」温度が単調に増加する成分」については、もしそう解釈しているとすれば間違っていないだろうか。この「偏差」そのものは下図(ただし年平均)のように、単調増加していないばかりか下がることさえあるようだが。
・海面水温の長期変化傾向(全球平均)
global_rngmn.png
hanrei.png
年平均海面水温(全球平均)の平年差の推移: 各年の値を黒い実線、5年移動平均値を青い実線、長期変化傾向を赤い実線で示します。 平年値は1981〜2010年の30年平均値です。
一方、そちらがTSUNE氏への当初コメントでPDOに関連して提示したもう一つの下記記事では、取り除いているのが今度は確かに「温度が単調に増加する成分」のようだが、それは(3)の水温についてではなく「気温」のほうとなっている。
●温暖化はとまった?のか?(ブログ「環境問題補完計画」さん)
つまりここで、4つ目の意味の「温暖化」も出てくることになる。
(4)観測上の長期・直線的な気温上昇傾向
=温度が単調に増加する成分(と言ったのはこちらだけ?)
さらに、そちらは下記を示しもして、
「すなわち「地球スケールでの長期的な気温の上昇」です」
とも言っている。
では果たして、PDOにも絡めてそちらが言うところの「温度が単調に増加する成分」としての「温暖化」とは、(1)は勘違い扱い、(3)は気温ではないのでいずれも除くとして、(2)と(4)のどちら(両方?)なのか、あるいはさらに実は別の意味なのか、はっきりさせたほうが良さそうに思うが。 
by conAGW (2014-03-10 20:26) 

MANTA
conAGWさん、ご自身で何を仰ってるか、お分かりではないのでしょうね。
温暖化の定義、実際の温暖化の様子、気温の単調増加と振動、それらの原因、単調増加と直線増加の違いなど、ご自身の中で一度整理されるとよいでしょう。
(このブログでの)温暖化の定義はすでに書いたとおりです。定義を変えたり増やしたりして議論をはぐらかすのは詭弁氏の手口です。貴殿の主義主張も相変わらず曖昧なまま。このようなコメントがまだ続くようでしたら、他の読者に迷惑ですので、削除させていただくかもしれません。では。 
by MANTA (2014-03-10 21:18) 

conAGW
それでは「温暖化の定義」について、こちらが「変えたり増やしたり」しているものを個別に挙げてみてはいかがだろうか。
そちらの指摘どおりなら何らか改めてこちらにとっても有益な場合もあるだろうし、逆に具体的には何も示さないのなら、単に指摘になっていないというだけでしかないことになるが。 
by conAGW (2014-03-10 22:51) 

MANTA
>それでは「温暖化の定義」について、こちらが「変えたり増やしたり」しているものを個別に挙げてみてはいかがだろうか。
すでにこの連載で多数が既出です。ここまでの目次を最近整理しました。
これだけコメントをやりとりさせて頂いても貴殿の論旨・趣旨は曖昧なままで終わりましたね。困惑されているのは私ではなく貴殿だけですので、ご自身のブログやTwitterで続けられるとよろしいかと思います。 
by MANTA (2014-03-11 12:12) 

−蛇足(それにしても、思考能力ばかりか精神もどこか欠如?
(上記以降のコメント)
mushi
MANTA様、お久しぶりです。このところネットから離れた生活が続いていていました。
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20090610#c
・・・ああ、なるほどなあ(遠い目) 
by mushi (2014-03-13 22:04) 

MANTA
mushiさん、お久しぶりです。そちらに飛び火しましたか。最近、懐疑派が元気になってきました。ただそういう議論は何年も前に一巡したんですけどねぇ。既出のことくらいは読んでおいて頂きたいものです。またどうぞよろしくお願いいたします。 
by MANTA (2014-03-14 06:07) 

綾波シンジ
MANTA様、こちらもお久しぶりです。同じ方が、masudakoさまのブログ(http://d.hatena.ne.jp/masudako/20140212/1392201470#c)にも、私のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/39112528.html)来ています。ほんと同じような不理解・誤解の繰り返しですね。知識と理解力がないが故の「世界観」をもとにして、おまえら間違ってるよと言われても、といった感じです。MANTA様もお疲れ様でした。 
by 綾波シンジ (2014-03-15 11:44) 

MANTA
お疲れ様です。2008年頃から比べると、ネットの使い方・使う方も変わりましたね。特に科学的なブログについては、かつては自分なりとはいえど科学的な根拠をもった方々がその是非を楽しむような形で絡んでくる傾向がありました。しかし最近では科学を楽しむどころか、科学を蔑むことと、それを各方面へ拡散することにのみ一生懸命な方が目立つようにも見えます(原子力もしかり)。そういう社会風潮はどうすれば是正できるか、日々悩んでいます。一方で件の彼については私は相手をするのを止めました。というか、ご自身のブログで楽しくやられているわりには当ブログにはコメントされなくなったので、寂しい限りです(笑)。
by MANTA (2014-03-16 01:10) 
 
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2015年12月28日

対論録/後藤忠徳、「ヘンリーの法則」と炭素循環

【対論場所】 気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない/後藤忠徳
【対論者】 後藤忠徳/MANTA、conAGW

【現況】
 後藤忠徳氏が、自分がどう理解しているのかを何ら説明することなく、ただ単に言葉だけ「理解していない」と返してきた以上になっていない状況。

【関係する珍解説例】
珍解説/「ヘンリーの法則」と海洋によるCO2排出・吸収

【経過】
conAGW
この記事の最後に「ヘンリーの法則だけでは、CO2の長期間の単調増加は説明できず、人為的な影響(化石燃料消費)が主要因」とあるが、下記に示されるような炭素循環によれば、海洋から大気へのCO2排出量も増加しており、しかもその増分量だけで「化石燃料消費」によるCO2排出量の3倍を超えて多いとされている。
・気象庁:海洋の炭素循環
by conAGW (2014-03-05 08:28) 
carbon_cycle.png
(新リンク先)気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)

MANTA
conAGWさん、ご自身に都合の良い数字だけPick Upすることは、科学では最も嫌われる行為の一つです。気象庁の図には海洋がCO2を相当量吸収している様子も書かれていますね?
差し引きでCO2は増加していて、その大部分は人為的な影響です。
地球温暖化や人為的要因によるCO2増加を疑う人たちが、最近また「活動」を再開されているようですね。私も休眠させてた温暖化連載を再開させましょか?
by MANTA (2014-03-05 12:47) 

conAGW
言っていることは「都合の良い数字だけPick Up」の真反対で、 「海洋がCO2を相当量吸収」する中で「差し引きでCO2は増加」となるためには、「人為的な影響(化石燃料消費)」だけでは足りず、 「海洋から大気へのCO2排出量も増加」も欠かせないということ。
仮に「海洋から大気へのCO2排出量も増加」がないとすれば、大気中CO2濃度は下がってしまうことになる。 
by conAGW (2014-03-05 16:37) 

MANTA
>「海洋がCO2を相当量吸収」する中で「差し引きでCO2は増加」となる
conAGWさん、貴殿の根拠とされている気象庁の図のどこをどうみたら「差引でCO2増加」となるのでしょう?(化石燃料によるCO2増加はもちろん含みません)
気象庁の図の見方をちゃんと理解されているのか、怪しく感じております。
他に根拠となる図などがあるようでしたらそちらをご紹介下さい。
私の方では「人為的に排出されたCO2が、大気のCO2増加の証拠である」というグラフを準備中ですので、そちらをお待ちいただいたほうがよろしいかと思いますが。
by MANTA (2014-03-05 20:14) 

conAGW
現代の炭素循環において「差引でCO2増加」を考える上で、「化石燃料によるCO2増加はもちろん含みません」などということはあるわけがないので、もちろんそれを含んでの話をしている。
式で示せば下記のようになる(数値は炭素循環図の該当箇所から)。
「人為的な影響(化石燃料消費)」:64 < 「海洋がCO2を相当量吸収」:222
なのだから「差引でCO2増加」とはならず、
「人為的な影響(化石燃料消費)」:64 + 「海洋から大気へのCO2排出量も増加」:200 > 「海洋がCO2を相当量吸収」:222
となって初めて「差引でCO2増加」ということになる。
言い換えれば、「人為的な影響(化石燃料消費)」も「差引でCO2増加」に寄与しているがそれだけでは足らず、「海洋から大気へのCO2排出量も増加」も加わらなければ「差引でCO2増加」にはならないということ。
by conAGW (2014-03-05 22:02) 

MANTA
conAGWさん、一生懸命書かれているようですが、図の赤色と黒色の違いを理解されていないようですね。では。 
by MANTA (2014-03-06 05:27) 

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2015年12月25日

対論録/綾波シンジ、炭素循環・CO2同位体比

【対論場所】 主観(妄想)を正しいと信じる「海洋起源CO2増加説」/綾波シンジ
【対論者】 綾波シンジcon*gw平山滋

【現況】
 綾波氏はとりあえず、「不勉強かつ誤解」や「釈迦に説法」をただの文字面として書いただけの無内容な文言を返すのみ。この辺りは、後藤忠徳氏などによる「どの点が」が何も無しの「理解していない」呼ばわりと良く似る。
 彼はまた、「炭素のフラックス」という特段難しくも無い用語の意味と理解(というより気象庁などの拙い説明そのままの鵜呑み?)とやらを指図。しかし、相手の話を踏まえて綾波氏自身の理解がどんなものかが示されねば、何に照らして相手が「理解していない」ことになるのかの確認などしようがないことは、どうやら理解できないらしい。

【関係する珍解説例】
○後藤忠徳(MANTA、@manta33blog)、海の研究者
 ・気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない 2008-07-13 より
その2:"軽い"二酸化炭素は、化石燃料か森林破壊に起源
大気中のCO2がどこから来たかは、実はCO2に聞けば分かることをご存じか? CO2には"軽い"CO2と"重い"CO2があり、前者は化石燃料や森林が起源、後者は海が起源である。この"軽い"、"重い"の比率をCO2の「同位体比」と呼ぶ。大気中のCO2は、この2つが混じった状態であるが、実は産業革命以前よりもいまの大気中のCO2は"軽く"なっている。またここ20年間ほどの大気観測でもCO2は年々"軽くなる"傾向である。
●安定同位体生態学の簡単な解説(京都大学 生態学研究センター)
 http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~tayasu/tayasu/SI_Explanation.html
●二酸化炭素の炭素同位体(東北大学大気海洋変動観測研究センター)
 http://tgr.geophys.tohoku.ac.jp/observation/iso-co2
東北大学の上記ページにあるように、化石燃料消費あるいは森林破壊によってCO2が放出されつづけていると考えると、年々"軽く"なるCO2同位対比を説明できる。逆に海からのCO2の放出では、CO2は年々"重く"ならないといけないので、観測データを説明できない。

(寸評)
人為排出CO2の混在によって従来よりも「軽く」なること自体は良いが、これはあくまで、いわば「質」の変化までを言えるに過ぎない話であって、「量」の変化の話とはならない
また、「海からのCO2の放出では、CO2は年々"重く"ならないといけない」は間違い。従来通りの同位体比でCO2が排出されていても、人為排出に伴うCO2同位体比変化の影響を受けた上で排出されていても、「変えない(重くも軽くもしない)」との類の言い方をするのが適切。

【経過】
con*gw
「グローバルな炭素循環」によれば、海洋から大気へのCO2排出量も増えており、しかもその増分量だけで「人為起源のCO2量」の2.5倍ほど多いともされている。
大気中CO2濃度の上昇も、この海洋からの排出量増加があってのことでもあるのでは?
2014/3/5(水) 午前 8:06 [ con*gw ]
carbon_cycle.png
(気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)

平山 滋
CO2中の炭素同位体を分析することで、海洋から放出されたCO2と人為的に排出されたCO2とは判別できます。主に、人為的に排出されたCO2によって大気中のCO2濃度が上昇している。 …というコトは、炭素同位体比率から明らかになっていますよね。
2014/3/6(木) 午後 10:43 [ 平山 滋 ]

con*gw
話がずれているように思えるが。「人為的に排出されたCO2」も当然、「大気中のCO2濃度が上昇」するように働く要因の一つ。
同位体比に関しては、大気に排出され混ざり合った後では「海洋から放出されたCO2と人為的に排出されたCO2とは判別」はできないが、自然排出のCO2とは同位体比の異なる「人為的に排出されたCO2」が混ざるということで確かに、大気中CO2の同位体比そのものは変化するだろう。
しかし、これはあくまで「質」の変化を言えるまでのことであって、「量」の変化とは別個の話。
2014/3/7(金) 午前 0:48 [ con*gw ]

con*gw
同位体比に関して見受けられるような理解の食い違い方は、末尾の記事にも挙げられているような、
・平衡の概念
・酸素同位体
・海洋中炭酸濃度
といったものの解釈の仕方にも、共通して現れるように思われる。
ごく簡単に言えば、人為CO2が大気中に排出された後も、あたかも人為CO2「そのもの」が自然のCO2と区別がつき、その区別がつく形で循環もしているかのように捉えていそうなことが、ボタンの掛け違い的に解釈が異なってくる要因としてどうやらありそうな様子に見える。
・天動説から地動説へ…その発想の転換
http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/39923774.html
・・・
で、人の排出量より、大気中の増加量が少ないとの資料に行き当たった。
そこで、やっぱりおかしかったのか。と気づける。
(もちろん、平衡の概念や、酸素同位体の測定だとか、海洋中炭酸濃度の測定だとか、他にも裏付ける研究があり、そう言うのも見ていくわけだけど)
・・・ 
2014/3/14(金) 午前 9:21 [ con*gw ]

綾波シンジ 
小保方関連の記事を書こうと久しぶりにログインしました。
conagwさま
貴方の不勉強かつ誤解に基づく定義を基に世の中の情報を見たら、おかしくみえるのでしょう。masudaさま、mantaさま、onkimoさま(のコメント欄中mushiさま)のブログで同じような投稿を繰り返しておられますね。
2014/3/14(金) 午後 11:08 [ 綾波シンジ ]

綾波シンジ
私から言えることは、炭素のフラックスを、用語の意味とともに正しく理解なされてください、ということです。
2014/3/14(金) 午後 11:21 [ 綾波シンジ ]

con*gw
炭素フラックスの話であっても主旨は同様で、これにも当然、産業革命前に比べて増えているともされる海洋から大気へのCO2排出量も係わっている。
そうした排出量もあって初めて、吸収量と差し引きしての正味の値であるフラックスが、大気・海洋間では−22億トン/年などとされることになる。言い方を変えれば、海洋はあくまで吸収が上回っているのであり、吸収だけしているのではないということ。
2014/3/15(土) 午前 10:36 [ con*gw ]

綾波シンジ
そういうのを釈迦に説法と言います。
2014/3/15(土) 午前 11:41 [ 綾波シンジ ]

con*gw
あたかも人為CO2「そのものが」という誤解を呼ぶ件は、増田耕一氏でさえ既に何年も前に、一般の理解力ある人らからの指摘で気づかされて反省し、さらに気象庁に対しても説明振りの見直しを促してもいる。
具体例もあったほうが良いと思われるのでここの記事本文の書き振りを例に取れば、次のような直し方になるだろう。
・すなわち、人為によってほぼ間違いなく増えている二酸化炭素量の半分しか大気中に残らない計算になる。
  ↓
 すなわち、人為によって「間違いなく大気に排出・混合されている」二酸化炭素量「と比べると、その」半分「に相当する量」しか大気中に残らない計算になる。

・換言すれば、化石燃料によるCO2増加を考慮しなければ、現在のCO2増加を語れない。
  ↓
 換言すれば、化石燃料によるCO2増加「も」考慮しなければ、現在のCO2増加を語れない。
2014/3/16(日) 午前 10:35 [ con*gw ]

綾波シンジ
用語が外部から理解しづらい・誤解されやすいから何とかならないか、というのと、用語を誤解してあーだこーだ言い募るのとは異なります。
2014/3/16(日) 午後 0:34 [ 綾波シンジ ]

con*gw
どうもそちらの受け取り方がずれてしまっているようだが。用語ではなく、文章の書き振りの拙さによって誤解を呼んでいるという話。
なお、先ほどの文直しに不足があったので、申し訳ないが改めて下記のようにさせていただきたい。
・すなわち、人為によってほぼ間違いなく増えている二酸化炭素量の半分しか大気中に残らない計算になる。
  ↓
 すなわち、人為によって「間違いなく大気に排出・混合されている」二酸化炭素量「と比べると、その」半分「に相当する量」しか大気中「で増えていかない」計算になる。
2014/3/16(日) 午後 1:08 [ con*gw ]

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2015年12月24日

対論録/mushi、人為CO2の排出が大気CO2濃度の変動に与える影響

【対論場所】 そういえば/onkimo → IPCC AR5日本語要約/mushi
【対論者】 mushiconagw (onkimo未発言

【現況】
炭素循環における大気のCO2濃度というものは、1日・季節・1年などのどの期間で見ても常に変動しており、しかもその変動は人為CO2の排出があってもなくても生じている
しかし、mushi氏は、自らもキーリング曲線(同氏ブログ記事@A)や海洋のCO2排出・吸収の「非」一様性(下記のやり取りで自ら資料提示)のことなどを良く知っていながら大気CO2濃度のそうした変動性をどうにも認識できないらしい。
mushi氏はまた、現実のものを何かに例えるのが好きでもあるらしく、炭素循環についても密閉容器やダムに例えてみているが、「人為CO2が排出される前の大気CO2濃度は一定」、「人為CO2排出が直接的に作用して大気CO2濃度を一方向的に高める」という、現実の炭素循環の過程ではどこにも存在しない状態を創作的に設定してしまっていることにも気づけぬままのようだ。
なお、大気CO2濃度には気温に追随して変動する性質もあることは、中核的な人為温暖化論者である江守正多氏なども認めている。

【経過】
onkimo氏への「ヘンリーの法則」確認から派生。
conagw 2014/03/06 09:46
ヘンリーの法則について。
別のブログからポイントを持ってくる形で済まないが、下記記事での解説には拙さが見受けられる。
○槌田さんにやられて死屍累々
後段で、
「海水中の CO2 が増えている、っていう観測事実がある」
という話が切り出されているが、そうならばこれを含め、ヘンリーの法則に絡む「観測事実」は以下のようになる。
 ・大気中CO2濃度:↑
 ・海水温度:↑
 ・海水中CO2濃度:↑
これに基づき、大気中CO2濃度↑が主因で海水中CO2濃度↑が結果、としているようだが、それ「だけ」がヘンリーの法則の「ちゃんとした解釈」ではないだろう。
つまり、海水温度↑と海水中CO2濃度↑なら、それを要因として大気中CO2濃度↑になるとも解釈できることになる。
実際、下記のような炭素循環によれば、産業革命以降、海洋からのCO2排出量「も」増えている。しかもその量は、化石燃料消費によるCO2排出量の3倍を超えるほどとされている。
○気象庁:海洋の炭素循環
carbon_cycle.html
(新リンク)気象庁:各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 総合診断表 第2版 > 1.4 海洋の温室効果ガス、図1.4-3 炭素循環の模式図(1990年代)
carbon_cycle.png

mushi  2014/03/12 21:50
conagwさんの主張は、「現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されていることが原因だ」ということですかね?
大気と海洋の二酸化炭素交換量はしっかり解析されています。
・大気から海洋へ移行するCO2は20億t/年
※(リンク先記述抜粋) 海洋の正味の二酸化炭素吸収量(大気−海洋間のフラックス)については、・・・
1980年代、1990年代および2000〜2005年の炭素の収支(IPCC, 2007)
正の値は大気中の増加、負の値は大気中の減少を表し、±は見積もりの不確実な部分(不確実性)を表す。
 1980〜1989年(億トン/年)1990〜1999年(億トン/年)2000〜2005年(億トン/年)
大気中の増加33 ± 132 ± 141 ± 1
化石燃料の燃焼、セメント製造による放出54 ± 364 ± 472 ± 3
大気−海洋間のフラックス−18 ± 8−22 ± 4−22 ± 5
大気−陸間のフラックス−3 ± 9−10 ± 6−9 ± 6
・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多いが、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(むろん、全球的には吸収が多い)
flux_map.png

海から大気へCO2が移動しているから大気中CO2が増えているという主張は、ネットや一般向け書籍では目につきます。ただ、この説は上記の通り明確に否定されており、専門書や学術誌ではまず見ない主張ですよ。

conagw 2014/03/13 09:35
修文的にこちらの言わんとすることを示すと、

・現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されていることが原因だ
  ↓
 現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されている「量が増加していることも」原因「の一つ」
人為的CO2排出ももちろん、原因の別の一つ

・大気から海洋へ移行するCO2は20億t/年
  ↓
 大気から海洋へ移行するCO2は「正味で」20億t/年

・(リンク先の冒頭文)
 人間活動によって放出された二酸化炭素の収支
  ↓
 人間活動によって放出された二酸化炭素「と自然によるものとを合わせて」の収支

・海から大気へCO2が移動しているから大気中CO2が増えているという主張
  ↓
 海から大気へCO2が移動している「量も増えている」から「それも」大気中CO2が増えている「要因の一つ」という主張

・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多いが、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(むろん、全球的には吸収が多い)
  ↓
 地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)

のようになる。

conagw 2014/03/13 10:51
申し訳ない、自分の示した修文をさらに修文。

・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)
  ↓
 地理的には、熱帯では海洋から放出される量が「正味で」多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が「正味で」多い「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)

さらにあるかもしれない...

mushi  2014/03/13 21:52
上のコメント、申し訳ないですが最初のコメントに比べさらに分かりづらくなっています。congawさんは現在の大気中二酸化炭素濃度の増加は人間活動のせいではない(or 人間活動の影響は小さい)と考えている、という理解であってますか?

congaw 2014/03/14 00:41
「(人為的CO2排出ももちろん、原因の別の一つ)」と書き添えたように、「人間活動の影響」も当然あるとしている。しかし、それ「だけ」では足らず、産業革命前よりも増えている海洋からのCO2排出も加わって初めて、大気中CO2濃度の増加につながるということを言っているのだが。つまり、どちら「が」を言いたいのではなく、どちら「も」係わっているということ。
その上で大小関係も言うなら、最初に挙げた炭素循環図から、
海洋CO2排出量(の増加量)>人為CO2排出量
ということになる。

mushi  2014/03/14 03:44
・・・ひょっとして、
・炭素循環図を見ると、化石燃料を燃やして出るCO2は64億トン/年
・なのに、海と大気のCO2交換は、産業革命後に約200億トン/年も増加している
・だから化石燃料以外に発生源があるんだ、それは海だよ!!
とかいう論理ですか?まさか、そんな初歩的な勘違いですか?

conagw 2014/03/14 07:29
申し訳ないが、またそちらの文に、こちらが言っていないことをはめ込んでの誤解があるのだが。

・なのに、海と大気のCO2交換は、産業革命後に約200億トン/年も増加している
  ↓
「海洋から大気へのCO2排出量」は、産業革命後に「産業革命前に比べて」約200億トン/年も増加している

それとも、図の「赤字」のように何か色でもついて、
海洋からも人為CO2「そのもの」が増加分として排出されている
とそちらは考えている?

conagw 2014/03/17 12:18
以上に続くmushi氏との炭素循環についてのやりとりは、同氏ブログの下記記事にて行なうこととした。
http://ameblo.jp/mushimushi9/entry-11794535205.html

(以下、IPCC AR5日本語要約/mushi氏ブログにて)
conagw
onkimo氏のブログでは、取りあえず「ヘンリーの法則」の解釈の確認にとどめられればと思うので(onkimo氏の反応もないので)、「炭素循環」の解釈についてはこちらのブログで確認し合わせていただけたらありがたいが。
要望がてら、まず一点だけ。これは多分だが、「人為CO2」というものの捉え方が、
・そちら→大気に排出後も区別でき、あくまで「人為CO2」として循環
・こちら→大気に排出されれば自然排出分や大気中の既存分と混ざり、
その後は人為・自然の区別なく循環
のように食い違っているため、フラックスについても炭素循環についても、こちらの言わんとしていることがそちらでは読み替えられてしまうのではないかと感じられるのだが、いかがだろうか。
○気象庁:海洋の炭素循環
※話の派生元
conagw 2014-03-14 08:05:30

mushi
>conagwさん
いいえ、基本的には区別できないと私も考えています。
正確にいえば、ミクロな視点では区別しようと思えば可能ですが、全球レベルとなれば区別できません。区別する必要も(あまり)ありません。
例え話をしましょう。congawさんのお財布の中には、親からの仕送りの紙幣と、アルバイトで稼いだ紙幣が入っているとしましょう。買い物をする際、「この紙幣は仕送りによる紙幣、この紙幣はアルバイトによる紙幣」といちいち区別しませんよね? でも、きっちり家計簿をつけていれば、仕送りとアルバイトのトータルの出入りは分かるはずです。炭素循環もそれと同様なのです。
congawさんに問題を出します。
Q1:密閉容器の中に水と大気が入っていて平衡に達しているとします。この際、水と大気の間で二酸化炭素の交換は起きていると思いますが?yes/noでお答えください。
Q2:Q1がyesの場合のみお答えください。Q1の密閉容器内の大気中に二酸化炭素を注入してみましょう。すると、容器内の大気中二酸化炭素濃度は増加しますが、十分に時間をおけば、水は大気中の二酸化炭素を吸収して、平衡に達します。この際、水と空気の二酸化炭素交換量は、Q1の時に比べ増えるでしょうか?Q1の時と同じでしょうか?増えるor変わらないでお答えください。
mushi 2014-03-15 23:48:44

conagw
区別できないという基本的見方をしていることについては了解。
次に、そちらの問題への答えはQ1がyes、Q2が増ということになるのだろうが、現実のCO2交換の実態からすれば、この条件設定はあまりに違ったものになってしまっているのでは?
条件として「平衡状態」というものが加えられてもいるが、「定常状態」というものとも併せ、これも現実には「状態」として現出し難いものだろう。そちらも既に最初のコメントで触れたように、実態というのは(こちらの修文込みになるが)、
「地理的には、熱帯では海洋から放出される量が「正味で」多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が「正味で」多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)」
というものでもあり、さらに同じ海域でも1日や季節の間で随分変化する。こうしたことを踏まえるだけでも、そちらの示したような設定では無理がありすぎてしまうのだが。
そちらの言わんとすることを察するに、人為CO2排出量の増加で先に大気中濃度が上がり、それによって言わば「連動的」に海洋からの排出量も増加しているということのように思われるが、しかし実態はそうではなく、海洋からの排出も人為排出も同時かつ混在的に起きているのであり、大気中CO2濃度が上がっているというのはあくまでそうした結果として生じているものになる。
conagw 2014-03-16 02:06:11

conagw
続けてのコメントで済まないが、こちらのいう実態というのは、例えば下記のグラフ(代表的CO2濃度観測地点のマウナロアでの観測データ)に現れているような濃度変動のことを指している。わずか数日でも数ppmの上下動が起きていて、季節間では5ppmを超える変動幅となっている。
・The Keeling Curve:http://keelingcurve.ucsd.edu/
mlo_one_week.png
mlo_one_year.png
これに対して人為CO2排出量をppm相当で言うと、1年分の積み上げでも4ppm/年くらい。これを1日あたりで言えば、単純な割り算ではあるが規模感として、ざっと0.01ppm/日
こうしたことを鑑みれば、「平衡」や「定常」といった設定にそもそも現実味がないということになる。
conagw 2014-03-16 09:21:38

mushi
>conagwさん
平衡に現実味がない?それは地球科学のみならず、物理学・化学・生物学、あらゆる科学への挑戦です。平衡というのはこれらすべての分野で極めて重要な概念であり、それを否定するなら、ありとあらゆる科学を書き換える必要があります。とても私の能力の及ぶところではありません。ぜひがんばってあなたの考えを広めてください。
congawさんはヘンリーの法則にやたらとこだわっていますが、つまるところヘンリーの法則も平衡という概念の一形態を示しているものなのですよ。それは理解していますか?
地理的分布の件は、何を言いたいのかさっぱりわからないのですが、とりあえず「昨日1万円の支出があった、今日は500円の支出だった、ばらつきがありすぎるから家計簿を付ける意味はない」に等しいことをcongawさんが主張していることは分かったつもりです。
Q3:平衡状態の密閉容器の空気中に、少しずつ二酸化炭素を送り続けるとしましょう。この場会、容器内の空気の二酸化炭素濃度は徐々に増加していきます。このとき、密閉容器内の水と空気の二酸化炭素交換量は、徐々に増加してくと思いますか?yes/noでお答えください。
Q4:Q3がyesの場合のみお答えください。増加していくのであれば、その原因は少しずつ送り込んでいる二酸化炭素にあると思いますか?yes/noでお答えください。
mushi 2014-03-19 00:24:10

conagw
平衡については、また済まないがそちらで読み替えられてしまっており、こちらが言っているのはQ3の冒頭にもある平衡「状態」のこと(前のコメントでも「」を付して強調したつもりだったが)。
その上で、そちらの出す問題全ての前提になっている平衡状態というものが、現実の地球において常態的であることはないだろう、というのがこちらの言いたいことになる。ちょっと思いつくだけでも、日中と夜、天気、気温、気圧、海水温、大気中と海中それぞれのCO2濃度など、こうしたもの全てが時間によっても場所によっても常に変わり、それに伴って平衡ポイントも常に変化する。つまり、交換量やCO2濃度は平衡ポイントに「向かい」はするが、そのポイントが常に動くために平衡状態に「到達はしない」ということ。
このことをそちらのQ3での表現を使って言えば、人間活動が大気中に「少しずつ二酸化炭素を送り続け」ても、それによって大気の「二酸化炭素濃度は徐々に増加」はせず、常に上昇したり低下したりしている、ということになる。つまり、CO2濃度が1日変動や季節変動をする中、人為CO2は少しずつ「混ざっていく」ということである。例えば1日の変化で見た場合、日中の人為CO2排出量は多いはずだが大気CO2濃度は下がる。反対に、夜間の人為CO2排出量は少なくなるが大気CO2濃度は上昇する
それともそちらは、1年1年を一括りとして「大気中CO2濃度は毎年、上昇を続けている」ということを「容器内の空気の二酸化炭素濃度は徐々に増加」に置き換えているのだろうか。しかし、仮にその場合でも適切とは言えないものとなる。上昇傾向を続けているのはCO2濃度ばかりでなく、同時に気温や海水温も上がっているのであり、CO2濃度の上昇「だけ」で新たな平衡ポイントが設定されるわけではないからである。
むしろ反対に、そちらが言うところの「平衡状態の密閉容器の空気中に、少しずつ二酸化炭素を送り続ける」というものが、現実の地球においてはどんな時間間隔のどんな状況を指しているのかを説明してもらえればと思うのだが。
conagw 2014-03-19 03:45:14

conagw
済まないがもう若干コメント。
「平衡」に関して、下記の箇所では文脈の流れで略してしまったが、こちらも「状態」を念頭に置いて言っているので念のため。
>こうしたことを鑑みれば、「平衡」や「定常」といった設定にそもそも現実味がないということになる。
また、そちらが
>地理的分布の件は、何を言いたいのかさっぱりわからない・・・
と言っているところについては、
「ばらつきがありすぎるから家計簿を付ける意味はない」
ということではなく、そう例えるような「ばらつき」が、しかも「支出」だけでなく「収入」とその両者の「収支」のどれもが同時かつ常に変化していて、家計簿上、「平衡」と呼べるような安定した状態にはならないということ。
conagw 2014-03-19 16:11:35

mushi
平衡が成り立っていてもミクロレベルでは平衡は成り立ちません。当たり前です、化学反応として平衡が成り立っている場合でも、分子レベルおよび分子集合のレベルでは平衡など成り立ちません。分子レベルで見たら平衡は成り立っていないからこの反応は平衡ではない、とcongawさんは主張しているのです。
ところで、Q3、Q4にお答えください。
Q3:平衡状態の密閉容器の空気中に、少しずつ二酸化炭素を送り続けるとしましょう。この場会、容器内の空気の二酸化炭素濃度は徐々に増加していきます。このとき、密閉容器内の水と空気の二酸化炭素交換量は、徐々に増加してくと思いますか?yes/noでお答えください。
Q4:Q3がyesの場合のみお答えください。増加していくのであれば、その原因は少しずつ送り込んでいる二酸化炭素にあると思いますか?yes/noでお答えください。
mushi 2014-03-24 00:01:49

conagw
Q3・Q4ともyesだろうが、その一方で現実の地球では、
「少しずつ二酸化炭素を送り続ける」=人為CO2が大気中に排出・混合され続ける
以前も以後も
「平衡状態」=大気中CO2濃度「一定」の状態
が保たれることはない、というのがこちらの言っていることになる。
そちらの「平衡が成り立っていても・・・とcongawさんは主張」との理解も、これまたこちらの言っていることを読み替えての誤解になっている。「成り立つ」との表現も使って言えば次のようになる。
・現実の大気中CO2濃度は、平衡を「成り立たせようとする」動きはするが、そちらがQ1〜Q4で条件設定しているような平衡「状態」には到達せず、かつその状態で安定を続けるということもない
反対に確認したいが、そちらの言う「平衡状態」とは、現実の地球におけるどんな状態に該当している?
conagw 2014-03-24 07:25:47

mushi
Q3・Q4ともyesですか。それはまた意外な答えですね。
ではQ5です。
Q5:何の根拠があってQ3・Q4はyesだと判断しましたか?たとえば、容器壁面への吸着は考慮しましたか?「二酸化炭素を送り続ける」ことを誰が実証しましたか?密閉容器が完全に密閉していると誰が実証しましたか?
お答えください。
mushi 2014-03-24 22:29:59

conagw
・何の根拠があってQ3・Q4はyesだと判断しましたか?
Q1・Q2の繰り返しと見なせるのでは?
・容器壁面への吸着
そちらの問いの中に容器の材質については何もないが。
・「二酸化炭素を送り続ける」ことを誰が実証? 密閉容器が完全に密閉していると誰が実証?
「誰が実証」とはどんな脈略で聞いている?
「二酸化炭素を送り続ける」はそちらがそもそも仮定したことであるし、「密閉容器」も何の断りもなければ漏れがないものと仮定されていると受け取ると思うが。
conagw 2014-03-25 00:05:29

conagw
それから、こちらから確認している点への回答はどうなっている?
そちらの問いの「平衡状態の密閉容器の空気中に、少しずつ二酸化炭素を送り続ける」といった想定は何かをなぞらえてのもので、順序としてはそうなぞらえられる元のほうが何であるかをまず示すものだが。
conagw 2014-03-25 07:02:59

mushi
Q5は理不尽な質問だと分かって書いています。しかし、congawさんの主張は、このQ5とだいたい同じようなことなのです。
congawさんは大気中二酸化炭素濃度を増やすと海と大気の二酸化炭素交換量が増すことを知っているようです。しかしそれをあえて無視あるいは軽視して、根拠のない難癖(Q5でいうところの吸着とか隙間とかのようなもの)をつけている、私にはそうとしか見えません。
人類が大気に二酸化炭素を山ほど放出しているのは知っているのですよね? その場合、大気と海洋の交換量が増えることも理解しているのですよね? なのになぜ、ことさらにその影響を無視・軽視するのですか?
そうしたいのなら、壁面への吸着に該当する何か、隙間に該当する何かを提示し、定量的に評価する必要がcongawさんにはあるのです。
確認していることというのは「そちらの言う「平衡状態」とは、現実の地球におけるどんな状態に該当している?」ですか? どう回答しろというのですか、その質問。気象庁の炭素循環図の通り、としか言いようがないです。
mushi 2014-03-31 22:35:15

conagw
そちらが引き続き誤解しているポイントを改めて指摘してみる。
・「大気中二酸化炭素濃度を増やすと海と大気の二酸化炭素交換量が増す」
【密閉容器】
 そもそもの条件が、「少しずつ二酸化炭素を送り続ける」(=人為CO2を大気に排出し続ける)とそのまま「大気中二酸化炭素濃度を増やす」ことにつながるように設定されている。
【現実の地球】
 人為CO2を大気に排出し続けても、それがそのまま「大気中二酸化炭素濃度を増やす」ことに直結はしておらず、現実の大気におけるCO2濃度は常に上がり下がりしている。
・「人類が大気に二酸化炭素を山ほど放出」「その場合、大気と海洋の交換量が増える」
その「人類放出」量に対し、自然による大気へのCO2排出量は30倍ほどの規模がある(過去に遡ればその倍数はさらに大きくなる)のに加え、吸収量・交換量とともに常に変動してもいる。
・そちらの言う「平衡状態」=「気象庁の炭素循環図の通り」?
そうすると、密閉容器の場合とは違った意味の「平衡状態」ということになってしまうが。
【密閉容器内での「平衡状態」】
 容器の外から「少しずつ二酸化炭素を送り続ける」前の初期状態。その上で、「二酸化炭素を送り続け」始めてからはその平衡ポイントが移っていく(ポイントを追いかけるが平衡状態そのものに到達はしない)。
【炭素循環図での「平衡状態」】
 「少しずつ二酸化炭素を送り続け」た結果としての「1年分の累積量」を一部に含めた、年間におけるCO2の排出・吸収・交換量全体の収支が釣り合っているということを意味する状態。
conagw 2014-04-01 14:20:19

conagw
(参考)気象庁『大気・海洋環境観測報告』より
・人間活動による排出量と実際の大気二酸化炭素の濃度変動
 二酸化炭素を主体とする炭素循環は定量的に全て把握されているわけではない。図2.1.3は、石油などの化石燃料の消費による二酸化炭素排出量から計算した濃度年増加量と、観測から得られた実際の全球の濃度年増加量の経年変動を示したものである。人間活動により排出された二酸化炭素が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていないことがわかる。実際の濃度増加は、排出量による濃度増加より少なくなっている上に、人為起源による二酸化炭素排出量は年によってそれほど大きな変動はないのに、観測された濃度年増加量は大きく変動している。これらのことは、排出された二酸化炭素が海洋や森林・土壌に吸収・蓄積され続けているとともに、その吸収・蓄積量が年によって変わることを意味している。その二酸化炭素の吸収量は、気温や海水温、気象条件などによって変わるため、どこにどれだけ吸収されているのか正確に見積もることは大変難しい。地球全体における炭素循環の定量的把握が今後の課題となっている。
2_1_3.png

※この説明ページには下図もあり(赤・紫が人為CO2排出分、他は全て自然排出・吸収分)。
2_1_2.png
conagw 2014-04-03 08:12:45

conagw
こちらの言っていることを要点比較的に示すと次のようになる。
○平衡状態
 【密閉容器】
・初期条件として言わば「作られた」状態で、平衡が成立しているのはCO2注入を始める前においてだけ。
・CO2注入を始めて以降は、平衡に向かいはするものの到達・成立はしない。
 【実際の地球】
・密閉容器の初期条件として設定されたような、(人為CO2が大気に排出されなければ一定に保たれ続けるという意味での)「平衡状態」はそもそもどこにも存在せず、移り変わる平衡ポイントを追いながらも状態としては常に平衡「未到達」。
 【炭素循環図】
・この図は、1年を一括りとした累積量どうしの「収支合わせの結果」を示したもので、密閉容器の場合のような「続いている最中の過程」を表してはいない。
・この図の場合の平衡とは、「全体の収支が釣り合って差し引きゼロになっている」ということを意味するものであり、しかもそうなるように収支を合わせることを前提として作図されている。
○人為CO2の排出と大気中CO2濃度との関係
 【密閉容器】
・CO2注入開始に伴って気体中CO2濃度も直接連動的に上昇していくが、これもこの密閉容器の場合に限っての「作られた」条件。
 【実際の地球】
・人為CO2が大気に排出され続けていても、その量にも応じて大気中CO2濃度も一方向に上がっていくということはなく、濃度は常に上がりも下がりもしている。
 【炭素循環図】
・1年分の累積量についての収支を合わせた結果を示すものであるゆえ、「人為CO2の排出に連動して大気中CO2濃度も上がっていく」というような様子はそもそも読み取れない性格の図。
conagw 2014-04-03 13:11:53

mushi
・地球は物質の出入りに関してはほぼ閉鎖系です。地球を密閉空間に近似して考えることは、炭素循環を考える上で重要なことです。
・ダムに流入/流出する水が毎時100tで安定しているとき、毎時1tでも流入量を増やしてやればダムの水は増え続け、やがてあふれます。全体から見るとわずかな変化でもそれが"継続"すれば重要な影響を与えます。
・「全て把握されているわけではない」は「全く把握できていない」とは大きく異なります。炭素循環図として示されているのは把握できている部分です。
・マクロな平衡とミクロな平衡は異なることはすでに示した通りです。
mushi 2014-04-05 17:21:04

mushi
二酸化炭素を大量に放出すると海と大気の二酸化炭素交換が増えることはcongawさんも理解されているはずです。今、交換量が増加しているのも認めているのでしょう。
では、人為的な温室効果ガス放出以外に、何が二酸化炭素交換量を増加させているのかをお示しください。それがない限り、以後、congawさんのコメントは非公開とさせていただきます。
mushi 2014-04-05 17:24:29

conagw (先方ブログには不掲載)
・地球を密閉空間に近似・・・ダムに流入/流出する水が毎時100tで安定
これも密閉容器の場合と同じく、人為CO2が大気に排出される前の大気CO2濃度を「一定」、人為CO2の排出が「そのまま大気CO2濃度上昇につながる」という設定をすること自体、そもそも「近似」になっていないと言うしかないのだが。
こちらが参考として示した、マウナロアの観測グラフに現れるような変動(1日・季節変動)や、気象庁資料の「人間活動により排出された二酸化炭素が、そのまま大気中の濃度増加には反映されていない。・・・」(1年毎の変動)との説明を、それこそそちらが軽視・無視しているのでは?
・マクロな平衡とミクロな平衡は異なること
現実の地球では、自然CO2だけの時も人為CO2が加わっても、循環が「続いている最中」においてはマクロもミクロも平衡状態にはならない。
そして、炭素循環図についての「平衡」は別の意味。
・二酸化炭素を大量に放出すると海と大気の二酸化炭素交換が増える
これも既に言っているように、自然による放出量は人為CO2が「大量に放出」される以前も以後も、現在が最大の人為量と比べてもさらに30倍大量である上に、何ら一定ではなく変動してもいる。
・人為的な温室効果ガス放出以外に、何が二酸化炭素交換量を増加させているのか
これも既に答えているうちに入ってしまうと思うが、現実の地球は密閉容器やダムの設定とは異なり、そもそも気温や海水温も常に変化してもいるのだから、それに伴って呼吸や有機分解、海からの排出なども一定であるわけがない。
conagw 2014-04-05 20時30分頃

conagw (先方ブログには不掲載)
ちなみに、そちらも承知であろう江守正多氏なども主にキーリング曲線を踏まえ、少なくとも「併存」要素として大気CO2濃度が気温の変動に追随してもいることを認めている。
conagw 2014-04-05 23時頃
 
−蛇足−
※例によって、内容で答えられなくなるとこのような対応に走るという、言わば既定路線。
(conagw (先方ブログには不掲載)
 ・地球を密閉空間に近似・・・ダムに流入/流出する水が毎時100tで安定
   これも密閉容器の場合と同じく、・・・  conagw 2014-04-05 20時30分頃 

mushi
conagwさんからさっそくコメントがありましたが、全く回答になっていないのでコメントを非公開とします。
mushi 2014-04-05 20:39:26

conagw (先方ブログには不掲載)
済まないが、こちらがどんな返答をしたかはあくまで、ここのコメント欄「では」非公開にされるというだけのことになる。別の場では、その返答内容はもちろんのこと、下記のそちらの対応も含めて、これまでのやり取り全てとともに公開で読める形が取られる。この点は少なくとも承知だけしておいてはもらいたい。
>人為的な温室効果ガス放出以外に、何が二酸化炭素交換量を増加させているのかをお示しください。それがない限り、以後、congawさんのコメントは非公開とさせていただきます。
>conagwさんからさっそくコメントがありましたが、全く回答になっていないのでコメントを非公開とします。
conagw 2014-04-05 22時頃

(conagw (先方ブログには不掲載)
 ちなみに、そちらも承知であろう江守正多氏なども・・・
 conagw 2014-04-05 23時頃 )

mushi
まだconagwコメントが来ていますが、相変わらず回答になっていないのでコメントを非公開とします。
mushi 2014-04-06 00:22:54

mushi
conagwさんのコメントに対して、以後対応しないこととします。「ぼくの考えたすごいりろん」は通用しないことを理解してほしいと願っています。
mushi 2014-04-07 22:46:16

conagw (先方ブログには不掲載)
そちらが理解不足のままでいる意向であるようなのは残念だが仕方ない。区切りとして、コメントを省かずに掲載している先を知らせておく。
conagw 2014-04-08 0時半頃

conagw (先方ブログには不掲載)
このやり取りを始めたonkimo氏のブログにトラックバックもしたので知らせておく。
conagw 2014-04-09 6時半頃

※以下は、CO2はどこから来たか?CO2に聞けば良い(後藤忠徳/MANTA)のコメント欄。
mushi
私も、conagwさんのコメントは基本的に非公開にすることにしました。リチャード・ドーキンスが、創造論者との討論を拒絶する理由の、万分の一くらいは実感できた気がします。 
by mushi (2014-04-05 17:38) 

MANTA(後藤忠徳)
>リチャード・ドーキンスが、創造論者との討論を拒絶する理由の万分の一くらいは実感できた気がします。 
世の中には「科学的」とは何かを理解しない(できない)人で、実は満ちているのだと思います。彼はその一端にすぎないのでしょう。科学を正確かつ分かりやすく伝える重要性をヒシヒシと感じます。一方、荒らしは荒らしとして、毅然とした態度で対応するのみです。mushiさん、お疲れ様です。お互い、サイトの管理者として当然のことをしただけです。
by MANTA (2014-04-08 12:06) 

MANTA(後藤忠徳)、追伸
mushiさんのブログを少し拝見しました。
(以下は、conAGWさんのコメント)
>【実際の地球】
>・人為CO2が大気に排出され続けていても、その量にも応じて大気中CO2濃度も一方向に上がっていくということはなく、濃度は常に上がりも下がりもしている。
conAGWさんの上記コメントはもちろん間違いです。
・World Data Centre for Greenhouse Gases (WDCGG)
同氏のものの言い方もおかしい。例えば下記。
>それから、こちらから確認している点への回答はどうなっている?
ずいぶん高圧的ですね。こういう行為が「荒らし」とされる要因です。mushiさん、お疲れ様です。同氏はご自身のブログで、私を含む多数のブロガーや研究者に悪態をつく行為を繰り返しているようです。私はとうの昔に同氏のブログを読んでいませんが、いまも悪口を書かれているのでしょうね。でもなーーんとも思いません。conAGWさん、どうぞ好きに悪態をついてください。そして持論を展開して下さい。それが言論の自由です。同氏の書かれていることと、私達が書いていること、どちらが科学的に正しいかは私達以外の人達が読み、そして理解することでしょう。
by MANTA (2014-04-09 08:12)
  
posted by ichijin at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 懐疑批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする